一般的には負けない戦い=勝つための戦いと言われるが、実際にはそんなことはなくそういう見方をするということはかなり雑なものの見方であるといっていい。負けない=勝てるわけではなく、そんなにムシのいい話はない。勝つための攻撃的な姿勢というのはどこかで犠牲を覚悟しなければならないし、負けないための戦いというのは被害を極限化しなくてはならない意味では勝たないことをどこかで決めなければならない。その意味では、①≒③と言われはするが、実際には①を目指せば④をどこかで覚悟せねばならず、③を目指せば②は諦める必要が出てくる。そういうものをじゃあどのタイミングで取捨選択するかに手腕というものが問われるのだろう。 満塁というのはいかにも攻め側が有利で守備側が圧倒的に不利な場面という感じがするが、実際には果たしてどうだろうかと考えると、実際には攻め側の方が不利というのは奇妙な言い方ではあるが、しかしこれだけのチャ