選択の科学 作者: シーナ・アイエンガー,櫻井 祐子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2010/11/12メディア: 単行本購入: 27人 クリック: 666回この商品を含むブログ (99件) を見る著者は盲目のシーク教徒である。彼女は1997年にスタンフォード大学から社会心理学の分野で博士号を取得している。翌年「Choice and its Discontents」(選択と不満)という論文発表し、実験社会学会からベスト論文賞を獲得した。この論文こそが彼女の出世作であり、多くの企業が利用する理論となった。 この通称「ジャム研究」を誤解を恐れずに1行でまとめると「選択枝が多すぎると、人々は選択できなくなる」というものだ。すなわち「品揃えが豊富すぎると、売り上げが下がる」という研究だ。本書でも226ページからロングテール現象とともに紹介されている。 この有名な研究にたいする日本企業の対応は
雑記 | 02:32 | 今日、11ヶ月間続いた『龍馬伝』が、最終回を迎えた。一般的にはわりと盛り上がっていたようだが、個人的には、いまひとつ入り込めないところがあった。なぜなのだろうと考えてみたところ、いまの日本に求められているのは、明治維新ではないと感じているからだ、という結論に至った。 例えば、大政奉還後、慶應3年11月に、新政府の基本方針を示すために坂本龍馬が自ら書いたと言われている「新政府綱領八策」。日本を近代化することによって世界国家の仲間入りを果たすという、明治維新の原点が示されている。こちらが実物の画像↓国立国会図書館「史料に見る日本の近代-新政府綱領八策」 簡単にいうと、第1義と第2義では人材の登用、第3義では外交、第4義では憲法の制定、第5義では議会の設置、第6義では陸海軍の設置、第7義では近衛兵、第8義では為替レートについて書かれている。今の日本では、ここに書かれ
「月日は百代の過客にして、行きかう年もまた旅人なり」と、松尾芭蕉が今生きていたならばツイッターでつぶやいたかもしれません。人生はよく旅に例えられます。 「ああ、旅がしたい、旅がしたい」といった内容の事柄を、松尾芭蕉も「奥の細道」の冒頭で繰り返し述べた後、実際旅を開始していますが、忙しいことを理由に旅に出ることをサボりがちな現代人は「ああ、旅がしたい...」から、実際の旅に出るまでの時間がなかなか長いです。実際の旅に出る前に一生、つまり人生という旅を終えてしまう方も少なくないと思います。 働いて社会に貢献することも確かに大切なことですが、日本の未来、世界の未来を考えてみた時に、日本以外の国で一体何が起こっているのか、この「世界」とはいったいどんな場所なのか、この地球とはいったいどんな星なのか、外国の人は日本をどう思っているのかなどを、自分の目で見てみること、自分の足で歩いてみること、自分の肌
マイケル・スレイビー氏 Michael Slaby, Executive Vice President & Global Practice Chair Edelman Digital (Former Technology and New Media Advisor to the White House & Chief Technology Officer for "Obama for America") 先の大統領選でオバマ氏のCTOとしてデジタル戦略を担当してソーシャルルメディア活用をリードし、その後ホワイトハウスのニューメディアアドバイザーを務めたマイケル・スレイビー氏(Michael Slaby)。 大学では英文学と生化学を専攻し、ベンチャーキャピタルでのチーフテクノロジーストラテジストとしての経歴もあるスレイビー氏は現在、PR/コミュニケーション企業であるエデルマンのデジタル部門エ
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