ゆるキャラまつりに参加するキャラクターたち。人気投票では熾烈な争いが繰り広げられそう(山本考志撮影)(写真:産経新聞) 猛暑が続き、熱中症患者が過去最多のペースで発生する中、「ゆるキャラ」でも熱中症対策が進んでいる。かわいらしさで夏休みの子供に人気でも、中は40度を超えてダウン寸前。保冷剤を巻き付けたり、出演時間を短縮したりして、必死に暑い夏を乗り切ろうとしている。(岡嶋大城) 官公庁のキャラクターなど全国81体が加盟する「ゆるキャラさみっと協会」(滋賀県彦根市)は今年初めて、ゆるキャラの熱中症対策として、頭や首に直接巻き付けるタイプの保冷剤を使用するようイベント主催団体などに呼びかけた。関係者からは「保冷剤を使うと全然違う」と好評だ。 同協会は「暑い夏は屋外での安全な出演時間の目安は15〜20分程度だ」として、例年、十分な水分補給をすることや、30分を超える活動では出演時間の短縮を勧