仕事柄、編集出版関係の方々とのお付き合いが多いのですが、昨年末から彼らとともに『酒眉(さけび)』という同人誌を作っています。 タイトルのごとくお酒好きの諸氏が集まっているので、お酒一色の冊子になるかと思いきや、参加者が増えるたびにバラエティー豊かな構成に。料理、短歌、フォトエッセイ、小説、マンガ、対談などが寄稿されています。 そんな酒眉の第3号が、先週発刊されました。今回は前号よりさらにパワーアップし、充実の100ページ。体裁も、これまでは週刊誌風の中綴じだったのが、今回は耐久性のあるアジロ綴じになり、本格派の薫りを漂わせております。 僕は、第1号から書いている『器のイロ』という連載コラムを、今回も引き続き寄稿。器を『色彩』という観点から解きほぐして料理との相性を考えてゆこうという趣旨のコラムです。 1回目と2回目はわりとすらすらと書けた上にみんなに褒めてもらったので、『文章を書くのなんて