スイスのTAL（Togu Audio Line）が開発した「TAL-NoiseMaker（ティーエーエル・ノイズメーカー）」は、バーチャル・アナログ・タイプのソフトウェア・シンセサイザーです。同社の「TAL-Elek7ro」を元に開発された「TAL-NoiseMaker」ですが、新開発のシンセ・エンジンによってサウンドと操作性が大幅に向上しており、今や“フリー・シンセ”の定番となっています。 「TAL-NoiseMaker」はサウンドの良さもさることながら、その優れたユーザ−・インターフェースも大きな特徴で、マニュアルを参照することなく使用することが可能。ユーザー・インターフェースは、LFO 1／オシレーター／マスター・パラメーターが配された“SYNTH 1”、LFO 2／フィルター／アンプが配された“SYNTH 2”、エンベロープ・ジェネレーターが配された“ENVELOPE EDITOR

昭和音楽大学、3月29日にCycling ’74 Maxを使用したセミナー、『音大で学ぶ!!音楽・音響プログラミング講座』を開催 昭和音楽大学は2015年3月29日（日）、Cycling ’74 Max 6を使用したセミナー『音大で学ぶ!!音楽・音響プログラミング講座～Max6を使って（中・上級編）～』を開催。Max中級者以上を対象としたこのセミナーでは、アルゴリズミック・コンポジションによる作曲を主題に、Maxを使ったオーディオ・エフェクト・プログラミングやライブ・システムについても解説。DAWだけでは表現しきれない、独創的なサウンド・デザインが体験できるセミナーになるとのことです。機材／ソフトウェアはすべて大学の備品を使用するとのことなので、またMaxを使っていない人も参加することが可能（作成したデータは、フラッシュ・メモリなどを持参することで、持ち帰ることができるとのこと）。なお、本

【定番フリー・プラグイン】Green Oak「Crystal」 〜 強力なモジュレーション機能を備えたセミ・モジュラー・シンセサイザー 〜 アメリカのGreen Oakが開発した「Crystal（クリスタル）」は、最初のバージョンが2000年代初頭にリリースされた歴史あるソフトウェア・シンセサイザーです。欧米のメディアが定期的に組む“ベスト・フリー・シンセ”特集には必ずと言っていいほど選定され、初期ソフトウェア・シンセサイザーの開発が続々と終了するなか、「Crystal」は着実にバージョン・アップを重ねてきました。現在はiOSデバイスで利用できるアプリ版の「Crystal／Crystal XT」もリリースされています。 「Crystal」は、フリーとは思えない強力な機能を備えたセミ・モジュラー・タイプのソフトウェア・シンセサイザーです。異なる設定が可能な減算／FM音源を3基備え、フィルター

Particle Soundというデベロッパーが、同社初の製品「JNO I」を発表。「JNO I」は、10ドルで販売予定の有償製品ですが、2015年2月19日までの期間限定で無償配布されています。 「JNO I」は、ローランド JUNO-106をサンプリングしたNative Instruments Kontaktライブラリー。Particle Sound独自の“Carbon interface”により、2種類のサウンドをレイヤーできる仕様になっています。 「JNO I」の主な特徴は以下のとおりです。 ●　ローランド JUNO-106をサンプリングした24bit／44.1kHzの非圧縮WAVを計477MB収録 ●　元波形／ノイズだけでなく、完璧にサンプリングされたパッチも収録 ●　独立したリンク・セクションを備えた直感的なデュアル・レイヤー・インターフェース ●　2つのレイヤーは、6種類のサ

2014年のベスト・フリー・プラグインとの呼び声も高い、Oberheim OB-Xを再現したソフト・シンセ「Obxd」…… Mac／Win両対応！ 新しい年を迎え、複数の海外サイトが“2014年のベスト・フリー・プラグイン”といった特集記事を掲載していますが、その多くで上位にランクインしていたのが、Breezeというデベロッパーが開発した「Obxd」です。「Obxd」は、Oberheimのアナログ・ポリフォニック・シンセサイザーの名機、OB-Xを元に開発されたソフト・シンセで、実際フリーとは思えないほど良く出来ています。ICONではリリース時になぜか取り上げていなかったので、少し時間が経ってしまいましたが紹介しておくことにします。 「Obxd」は、Oberheim OB-Xの音色／振る舞いをシミュレートしたソフト・シンセで、実機同様、厚みのあるコード・サウンドが最大の特徴となっています。シ

ロンドンのプラグイン・デベロッパー、Mellowmuseが、これまで49ドルで販売されていたEQプラグイン「EQ1A」を無償化。フリーで利用できるようになりました。 「EQ1A」は、ヴィンテージ・アウトボードのようなUIを備えたパラメトリックEQプラグイン。Mellowmuseによれば、非常に滑らかで色づけの少ないサウンドが特徴とのことで、またCPU負荷も低めに設計されているとのこと。ハイパス・フィルター、シェルビングEQが2バンド、ピーキングEQが2バンドという構成で、内部処理は64bitとなっています。 「EQ1A」は、Mac／Windows両対応で、VST／AU／RTAS／AAX Nativeの各フォーマットをサポート（64bit対応）。メール・アドレスなどを入力することなく、MellowmuseのWebサイトから直ちにダウンロードすることができます。

ソフトウェア・デベロッパーのFinal Mix Softwareが、新開発のプラグイン「Synth Buss Lite」を期間限定で無償配布しています。 「Synth Buss Lite」は、キーボード・トラック専用に開発されたファイナル・プロセッサー・プラグイン。Piano／Rhodes／Wurlitzer／Organ／Synthesizerという5種類のモードが用意されており、それらの楽器のチャンネルにインサートすることで、ボーカルを邪魔することなく存在感を出したり、音色に味付けをすることができるユニークなエフェクトです。モード（楽器）切り替え以外のパラメーターは、音色の味付け量を決める“COLOR”と、エフェクト量を設定する“Drive”の2つのみ。“Drive”はマイナス方向にも設定できるので、楽曲の中で浮いてしまっているキーボードを他の楽器に馴染ませる（目立たなくする）といった使

ニコニコ動画（GINZA）の左上のロゴのようなフォント、「ニコモジ」が無償配布中。カタカナ、アルファベット大文字／小文字、数字が収録され、商用利用も可能とのこと（再配布は不可）。フォーマットはTrueTypeで、Windows 95以降／Mac OS X 10.3以降で利用できます。

スクリプトを使い、DAW上でオリジナルのエフェクトやシンセを開発できるユニークなプラグイン、Blue Cat Audio「Plug’n Script」が販売開始 フランスのプラグイン・デベロッパー、Blue Cat Audioが、新製品「Plug’n Script」をリリースしました。「Plug’n Script」は、プラグイン上でスクリプトを記述することによって、オリジナルのエフェクト／MIDIエフェクト／音源を作成することができる、たいへんユニークな製品です。これによりDAWソフトウェアを立ち上げたままで、オリジナルのエフェクト／MIDIエフェクト／音源を素早く、簡単に作成することが可能になります。 Blue Cat Audioによれば、「Plug’n Script」は彼らがプラグインを試作する際に使っていたツールを製品化したものとのことで、Blue Cat Audio製プラグインの多

その独特なサウンドで、いまだファンの多いAKAI製ヴィンテージ・サンプラー。S950やS1000といったヴィンテージ・サンプラーのタイム・ストレッチ／ピッチ・シフト・アルゴリズムを再現した、「Akaizer」というDSPソフトウェアが無償で配布されているのはご存じでしょうか。 Ben Burchett氏が開発した「Akaizer」は、S950／S1000／S2000／S3000といったAKAIのヴィンテージ・サンプラーで採用されていた“Cyclic”アルゴリズムによって、タイム・ストレッチ／ピッチ・シフト処理を実行するDSPソフトウェアです。最近のDAWソフトウェアに搭載されているタイム・ストレッチ／ピッチ・シフト機能はとても高品位で、数％程度の変化であれば極めて自然な結果が得られますが、AKAI製に限らず昔のサンプラーは、サンプルを細かく切り刻んでそれを繰り返す／間引くという単純な“Cy

イケベ楽器、Propellerhead Reasonを超特価で販売中…… コルグ nanoシリーズとのセットは驚きの13,800円！ Reason 8への無償アップグレード対象！ by ICON / 2014.09.01 21:35 イケベ楽器 PowerDJ’sが、Propellerhead Reasonを超特価で販売しています。 フル・バージョンのReasonの価格はなんと19,872円（税込）で、通常価格の半額以下で販売中。さらに驚きなのはReason Limited／Adapted／Essentialsからのアップグレード版で、驚きの9,720円（税込）で販売されています。ということは、Reason Limitedがバンドルされているコルグのnanoシリーズと一緒に購入すれば、なんと13,800円（税込）でフル・バージョンのReasonとMIDIコントローラーが手に入るということに

ソースネクスト、9月4日までの期間限定で、Sonyの動画編集ソフトウェア「Vegas Pro 12 Edit」を85％OFFの8,980円で販売中 ソースネクストが、Sony Creative Softwareの動画編集ソフトウェア「Vegas Pro 12 Edit」を85％OFFの8,980円（税抜）で販売中。 「Vegas Pro 12 Edit」は、Windows対応の動画編集ソフトウェアで、24bit／192kHz対応／VSTサポートというDAW並みのオーディオ編集機能を搭載している点も大きな特徴のひとつ（30種類以上のプラグイン・エフェクトも付属）。定価は60,000円、価格.comの最安値が47,400円のソフトウェアなので、かなりの特価と言えそうです。販売期間は2014年9月4日（木）までで、購入にあたってはソースネクストのマイページを作成する必要があります。

Cycling ’74のCEO／開発者のデヴィッド・ジカレリが“C74 Blog”を更新し、Maxの新バージョン「Max 7」の詳細を明らかにしています。リリース日についての言及はありませんが、「Max 7」の発売日まで現行のMax 6を20％OFFで販売するとのことで、そんなに先の話ではないもよう。なお、この記事が公開された2014年8月7日以降にMax 6を購入した人は「Max 7」に無償でアップグレードすることができ、既存のMax 6ユーザーは149ドルでGenを含む「Max 7」にアップグレードできるとのことです（従来のアップグレード価格よりも値下げ）。 デヴィッド・ジカレリが今回明らかにした「Max 7」の新機能は以下のとおりです。 ●　新しい認証システムを採用：アカウント・ベースの新しい認証システムを採用。「Max 7」では、シリアル・ナンバーを入力したり、チャレンジ＆レスポン

コルグ、1週間限定でiPadアプリとプラグインのサマー・セールを開催…… Legacy Collectionは全製品30％OFF！ コルグがソフトウェア製品のサマー・セールを開催。同社によれば、“最大規模のスペシャル・サマー・セール”とのことで、2014年7月7日（月）から14日（月）までの1週間限定で、ソフトウェア製品が最大半額で販売されています。注目は、iPadアプリだけでなく、Legacy Collectionも30％引で販売されている点。Legacy CollectionのM1やPolysixは3,490円（税込）となっています。 セール期間中の各製品の価格は以下のとおりです（価格はすべて税込）。 ●　KORG Gadget for iPad　2,900円（通常価格：3,900円） ●　iMS-20 for iPad　1,000円（通常価格：2,000円） ●　iPolysix f

Tek’it Audio、VST／AU／64bit対応のディストーション・プラグイン「Winkl」の無償配布を開始 DubSirenやAPC（Punk Console）など、個性的なソフト・シンセで知られるTek’it Audioが、新作プラグイン「Winkl」を発表。無償配布を開始しています。 “Foldback Distortion”を謳う「Winkl」は、過激な歪みが特徴のディストーション・プラグイン。Tek’it Audioによれば、そのサウンドはベースやリードに適しているとのことです。パラメーターはシンプルで、ドライブとゲインの2つのみ。過激な歪みを特徴とする「Winkl」ですが、16倍オーバーサンプリング／内部処理64bit／ゼロ・レーテンシーと、プラグインとしてはとてもハイ・スペックな仕上がりになっています。 また、これまではWindows向けに製品を開発してきたTek’it

「Dexed」は、オリジナルDX7の完璧なクローンを目標に開発が進められているソフトウェア・シンセサイザー。サウンド・エンジンには“music-synthesizer-for-android”、プラグイン・ラッパーには“JUCE”と、有名なオープン・ソースのコードを使って開発されており、「Dexed」自体もGPL v2ライセンスのもと、ソース・コードが公開されています。 「Dexed」の主な特徴は、以下のとおりです。 ●　プラグイン・ラッパーとして、オープン・ソースの“JUCE”を採用。マルチ・プラットホームで、さまざまなプラグイン・フォーマットに対応可能 ●　サウンド・エンジンとして、オープン・ソースの“music-synthesizer-for-android”を採用。オリジナルDX7のサウンド・キャラクターを完璧にモデリング ●　DX7の144種類のパラメーターを1画面に表示。DAW

世界的に人気の無償ソフト・シンセ「Synth1」がアップデート…… Windows版は64bitに対応し、Mac版はAudio Unitsに対応！ 純国産ソフトウェア・シンセサイザーとして長い歴史を誇り、世界的に高く評価されている「Synth1」がアップデート。Windows版（Version 1.13 beta1）は待望の64bitに対応し、Mac版（Version 1.13 beta7）は新たにAudio Unitsに対応しました（Mac版は64bitには非対応）。Windows版の64bit対応と、Mac版のAUサポートは、多くのユーザーが待ち望んでいた仕様なのではないでしょうか。最新バージョンの「Synth1」は、Webサイトから無償でダウンロードすることができます。

IK Multimediaが、今年のNAMM Showでお披露目された「SampleTank 3」を先ほど正式に発表！ 7月に販売が開始されるとのことで、予約受付も開始されています。 10年以上の研究開発期間を経て、遂にリリースされる「SampleTank 3」は、新世代のソフトウェア・インストゥルメント。総容量30GB以上という膨大なサンプル・ライブラリーを収録し、4,000以上の新しいインストゥルメント、2,000以上のMIDIファイル、2,500以上のループ・サウンドが含まれています。また、新タイプのエフェクトや、アコースティック楽器の音色をリアルに再現する“ラウンド・ロビン”、”アーティキュレーション”、MIDIパターン・プレーヤーといった新機能も多数搭載。VST2／VST3／Audio Units／AAX Nativeの各プラグイン・フォーマットをサポートしているほか、リアルタイ

Eventideが2014年7月8日までの期間限定で、チャンネル・ストリップ・プラグイン「UltraChannel」の無償配布を行っています（通常価格：249ドル）。 「UltraChannel」は、ゲート、コンプレッサー、“O-PRESSOR”、5バンド・パラメトリックEQ、“MICRO PITCH SHIFT”、ステレオ・ディレイといった6種類のプロセッサーが統合されたチャンネル・ストリップ・プラグイン。コンプレッサーは、ディエッサー／サイドチェーン機能を備えた一般的なアルゴリズムに加え、同社のOmnipressorに搭載されているよりハードな効きの“O-PRESSOR”の2種類を搭載。左右の広がり感を作り出すことができる“MICRO PITCH SHIFT”は、同社のフラッグシップ・アウトボードH8000から移植されたアルゴリズムであり、またステレオ・ディレイはフィードバック・パスを

独Beat誌、FXpansionのグルーヴ・シーケンサー「Geist Lite」と「Dune LE」、「Zampler RX」をバンドルした「Beat Studio」を無償配布中！ ドイツの音楽制作情報誌BeatがFacebookページで、FXpansionのグルーヴ・シーケンサー「Geist Lite」とSynapse Audioのソフト・シンセ「Dune LE」、オリジナルのソフト・サンプラー「Zampler RX」という3種類のツールをバンドルしたパッケージ、「Beat Studio」の無償配布を行っています。「Dune LE」と「Zampler RX」は以前から無償配布しているソフト・シンセですが、FXpansionの「Geist Lite」は普段は無償配布していませんので、この機会をお見逃しなく。フル・バージョンへアップグレードすることもできます。