爆笑問題・太田光(59)の言動は、よく炎上する。1週間に起きた、さまざまなニュースを取り扱うTBS系『サンデー・ジャポン』での発言は、注目度が大きい事柄であるほど、すぐさまネットニュースやSNSで出回り、賛否だけがひとり歩きしていく。“炎上の奥”にある太田の思いに触れたいと思い、インタビューを依頼すると、多忙の合間を縫って快諾してくれた。迎えた取材当日、指定された場所に早めに到着し、先に準備しておこうと部屋の扉を開けると、すでに到着していた太田が「ありがとね」と柔和な笑みを向けた。 【写真】その他の写真を見る ■SNSでの炎上にも冷静「それがすべての人々の声なのか」 世間の“恐ろしさ”も指摘 激動な日々に流されるように生活する中、太田は立ち止まり、あれやこれやと考えをめぐらせ、思考の過程も含めて“言葉”で伝えていく。コスパ重視の流れとは真逆といってもいい、思考の限りが“凝縮”されたのが、現