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ブックマーク / yamabug.blogspot.com (9)

  • 独断的音楽ビジネス予測2017〜もう流れは決まった。大変革の2021年に備えよう〜

    新年明けましておめでとうございます! 見事なくらい更新が少なかったブログ。メールマガジン「音楽プロデューサー山口哲一のエンターテック・ニュース・キュレーション」は、ほぼ毎週出したし、3月から11月までは、「TokyoTech Street」というネットラジオ番組もレギュラーでやったから、情報発信はできたつもりだけれど、なかなかブログまでは手が回らなかった。ごめんなさい。 毎年続けてきた元旦の「独断予測」は今年もやります。まずはいつものように、昨年の答え合わせから。 (予測1) ●サブスクリプション型ストリーミングサービスの有料会員は200万人超へ ⇒オンデマンド型のストリーミングサービスは、日では、Apple MusicGoogle Play MusicLINE music、AWA,KKBOX、そして12月からやっと始まったSpotifyと6社ある。どこも日での有料会員数は発表し

    独断的音楽ビジネス予測2017〜もう流れは決まった。大変革の2021年に備えよう〜
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    s1090018 2017/01/03
  • もう一度だけ、ストリーミングサービスとお金の話。〜クローズアップ現代「あなたは音楽をどう愛す?」を観て

    もう一度だけ、ストリーミングサービスとお金の話。〜クローズアップ現代「あなたは音楽をどう愛す?」を観て 音楽シーンや音楽ビジネスにメディアの関心が向いてくれるのは大切なことなので、依頼があればできる限りの協力はすることにしている。今回も、NHKのディレクターとお会いして、アドバイスはさせてもらったし、番組にも登場したITジャーナリストの田雅一さんともメッセージで意見交換した。佐野元春さんをご紹介したり、ユニバーサルの加茂啓太郎さんを推薦したのも僕だ。

    もう一度だけ、ストリーミングサービスとお金の話。〜クローズアップ現代「あなたは音楽をどう愛す?」を観て
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    s1090018 2015/07/19
  • iTunesの音楽が売れないのは音楽業界衰退の兆しじゃない!反転上昇のノロシだよ!〜「iPhone PLUS by週刊アスキー」の記事が浅すぎる件について

    iTunesの音楽が売れないのは音楽業界衰退の兆しじゃない!反転上昇のノロシだよ!〜「iPhone PLUS by週刊アスキー」の記事が浅すぎる件について マネージャーやプロデューサーといったスタッフ側の仕事をずっとしているので、自分が原稿を書くときは、締切は守るタイプだ。スケジュールが守られずにプロジェクトが進まなくなることは避けたい生理を持っているからだと思う。ところが、「デジタルコンテンツ白書2014」は締切を大幅に遅れてしまっている。この週末はずっと、ノートPCを抱えている。なんでそんなことになったのかの言い訳は、納品してから書くことにするけれど、いずれにしても、ブログ書いている場合では無い。ただ、捨ておけない記事があったので、久々に更新することにした。

    iTunesの音楽が売れないのは音楽業界衰退の兆しじゃない!反転上昇のノロシだよ!〜「iPhone PLUS by週刊アスキー」の記事が浅すぎる件について
  • JASRACの審決取消で、新聞が書かなかったこと。 〜キーワードは、デジタル技術活用とガラス張りの徴収分配

    JASRACの審決取消で、新聞が書かなかったこと。 〜キーワードは、デジタル技術活用とガラス張りの徴収分配 音楽ビジネスに関する記事が新聞の一面記事になることは珍しい。東京高裁が公正取引委員会の審決を取り消したことは、11月2日付けの朝日、読売、毎日朝刊で、トップ記事になっていた。著作権への関心が高まるのは嬉しいことだけれど、記事の内容には、首是できない部分も散見された。

    JASRACの審決取消で、新聞が書かなかったこと。 〜キーワードは、デジタル技術活用とガラス張りの徴収分配
  • 日本の音楽配信事情2011 〜ジャーナリストや評論家に音楽ビジネスの間違った認識が多すぎる!〜

    デジタルの近未来予測や電子書籍で、音楽業界事情を引用される事は多い。これまでも何度か指摘したけど、高名な方で、全体の趣旨は正しくても、音楽ビジネスの引用は事実誤認が多い。おそらくちゃんとデータを調べずに、書いているのだろう。やめてほしい。 音楽業界側に説明する姿勢が無かったという反省はあるので、取り急ぎ、ブログでまとめてみた。 読んでないの事を採り上げて申し訳ないけど(すいません。急いで読んで、そのものの感想は別途に書きます。)友人の引用&紹介によると、田雅一著『これからのスマートフォンが起こすこと』(東洋経済社)には、 「音楽のデジタル配信において日はあまり良い事例を残すことができなかった。あれほど導入時に抵抗の強かったiチューンズ・ミュージックストアが、日音楽デジタル配信の中で圧倒的な存在になっている」 と書いてあるそうだ。 前後の文脈がわからないけれど、この文章そのも

  • 電子書籍は音楽配信の夢を見るか(4)

    今回が完結編です。 いささか僭越ですが、電子書籍に提言をして終わろうと思います。 稿は、出版社のデジタル担当の方向けに勉強会でスピーカーをした際に作成したものです。ですから、編集者の方に対する提言になっています。ちなみに、タイトル「電子書籍は~」も、私がつけたものではありません。A新聞社のS君が決めてくれました。彼が書いてくれた 紹介文は以下の通りです。 「出版コンテンツのデジタル化がもたらす未来とは。 デジタル化されたコンテンツを端末に 詰めて持ち運ぶ時代の波を、2001年の時点で受けていた音楽業界 流行の発信地であったHMV渋谷は消え、大手レコード会社は存在意義を失った。 出版業界の将来を展望するうえで、一歩先をいく音楽業界のたどってきた道を改めて見つめなおす。」 電子書籍に3つの提言 ~音楽プロデューサーの立場から~ 1.プラットフォームは、公共財と考える プラットフォームや技術

  • 電子書籍は音楽配信の夢を見るか(3)

    今日は、まず、音楽業界のCDと配信の料率の話をしようと思います。 いわゆるレコード会社、メジャーレーベルで新人アーティストが契約する場合の条件はこんな感じです。 アーティスト印税が1%というのは、びっくりするような低さだと思います。ただ、実際は、これまではレコード会社がアーティスト育成費を払うなどの形で、無名でも、アルバイトをしないで音楽活動に専念できる環境を数年間用意するというのが一般的でした。アーティストは安易に「給料」という言い方をしますが、専属契約をすることの対価ですし、平たく言うと、売れるまでの間、音楽活動に専念させるための先行投資です。 楽曲の権利(著作家印税)は、業界慣習で確保されていますし、売れれば、アーティスト側とレコード会社の力関係が逆転していくのも一般的で、洗練された仕組みが出来上がっていました。一部の業界外の方が「搾取の構造」と言うことがありますが、的外れだと私は思

    電子書籍は音楽配信の夢を見るか(3)
    s1090018
    s1090018 2010/11/27
  • 電子書籍は音楽配信の夢を見るか(2)

    デジタルコンテンツ財団がまとめたデジタルコンテンツ白書からの引用です。 コンテンツ全体では、音楽の3.7倍ある出版業界の売上が、デジタルだと98%しかないですね。 この白書における各ジャンルの定義がどうなっているのか、細かく吟味はできていないのですが、大まかに言って、出版業界はデジタル化に、売上増大の可能性があるということは言えるでは無いでしょうか? ●出版市場も右肩下がり!? 業界外の私が指摘するのも、お釈迦様に説法という感じで恥ずかしいのですが、 こんなことなんですね。 そこで、音楽業界と出版業界を1980年を100として比較する表をつくってみました。 ●出版業界と音楽業界は相似形!? 全体的な傾向は同じだけれど、CD売上の落ち込みのほうが早く、激しいですね。2008年の時点で28年前の水準まで落ちてしまっています。 ●多様な収入源がある音楽ビジネス 但し、業界の比較ということで言うと

    電子書籍は音楽配信の夢を見るか(2)
  • 「電子書籍の衝撃」の誤りを指摘してみる

    読後すぐにアップするつもりが、半年くらい経ってしまいました。タイミングを逃しましたが、大事な話なので、blogにまとめておこうと思います。 ちょっと過激なタイトルにしてしまいましたが、佐々木俊尚さんの「電子書籍の衝撃」について。このはとても良いだと思います。出版業界の過去と現在と未来を上手にまとめてあるし、ネットに関する見識も確かです。勉強になりました。 ただ、出版業界の今後を説明する際に、音楽業界を引用しているのですが、その内容が不正確な部分が多くて、たくさんの人が読みそうなだけに困ったなと思いました。 著者が「はじめに」で「音楽に学べ」と書いてあるのですが、いきなりその内容が不正確です。たとえば「~iPodが発売されてからデジタル化が加速し、いまや音楽CDはあまり売れなくなって、インターネット配信で楽曲を購入して聴くという行為が一般化しています。おそらくは音楽と同じ道を~」と

    「電子書籍の衝撃」の誤りを指摘してみる
    s1090018
    s1090018 2010/11/17
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