「帝一の國」の裏話など。 前作「幻覚ピカソ」が終了する去年の始めに 4月からの新雑誌に60Pぐらいで描いて欲しいという依頼を 受けました。 ジャンプSQからの新雑誌に創刊号から連載できるなんて 嬉しいことなので二つ返事でお受けしたのですが 問題は時間です。 作画開始まで時間はわずか。しかも真っ白。 こんな時僕は自分の好きなものを書き出します。 今回まず書いた言葉が ・権力闘争 でした。笑 自分でも真っ白な紙に書かれた「権力闘争」の文字に 笑ってしまいました。 あとは連想ゲームです。 権力→政界トップ→そこにつながる学内トップ→生徒会長 →熾烈なローカルルール→友情と闘い→ライバル→教師どうしの確執 最初に書いた文字のおかげでスラスラと設定が出来上がりました。 しかも最初に笑ってしまった感覚がずっと残っていて 結果ぶっ飛んだ権力闘争モノになっていきました。 なにごとも最初の一歩が大事なんだな