5月11日(金)、会議室MIXER(日本橋本町)にて、「人にしっかりと伝わるアクティブ・ライティング入門」が開催された。 ITの発達が、あらゆる人に「書く」必要性をもたらしている昨今、「書く」悩みを抱える人は多い。第4回分科会となるセミナーには、幅広い年齢・職種の方が会同。本の執筆を目指す経営者、デザイナー、広告営業職、大学教員など、バラエティ豊かな参加者の多角な視点も、セミナーを充実したものにした。 講師は、「本とITを研究する会」代表・三津田治夫氏。編集者の視点から、アクティブな姿勢で、伝わる文章を書く術を伝授。講義とワークを通じ、参加者は大きなヒントを得たことだろう。 「書く」ことは、言葉へ積極的な働きかけ 意外かもしれないが、本とITには深いつながりがある。ITは情報を伝える技術であり、その原点は印刷。活字と活版印刷は、14世紀にドイツのヨハネス・グーテンベルクが発明。印刷機械は、