サム・メンデス監督がメガホンを取り、ダニエル・クレイグの続投が決まっていた007シリーズ第23弾『Bond 23』の製作そのものがお蔵入りになった、とハリウッド・レポーター紙が報じている。 【写真】お蔵入りが決まった007/ボンド映画主役のダニエル・クレイグ クレイグがボンド役となった『007 カジノ・ロワイヤル』((06)、『007 慰めの報酬』(08)は大ヒットとなったため、早くから次回作の製作が決定していたが、昨年、製作元のMGMが約37億ドルの負債を抱えて経営難に陥ったことが発覚。製作が難航していたが、買い取り先が見つかり次第開始される予定になっており、2011年11月18日公開も決まっていた。実際に複数の会社が買収に名乗りを上げていたため、ここ数日で事態が終結に向かうと予想されていたが、最終的に買い取り手が見つからなかったようだ。 プロデューサーのマイケル・G・ウィルソンと