大ブームのTBS系連続ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(火曜10時)が20日、いよいよ最終回を迎える。総合視聴率が30%台を記録した背景には、作品が面白いこと以外に、いくつかの引きの強さがあった。大きく5つまとめてみた。 【写真】「逃げ恥」新垣結衣&星野源がTBS電波ジャック中 ********** ●フジテレビの撤退 今期からフジテレビのドラマが火曜10時から撤退し、分散していたドラマ視聴者を総取りできるようになったことは大きい。 フジの方が枠の歴史は古く、視聴率も上をいっていた。一方のTBSは、2年前の枠創設以来、視聴率はほぼ1ケタ台だった。毎クールの低視聴率争いに根負けしたフジが撤退したとたん、「逃げ恥」が初回10・2%の2ケタスタート。作品の面白さが伝わりやすくなり、1度も数字を下げることなく17%台までブレークすることになった。敵に塩を送られた形のTBSは「他局さんのことは