“『バイオハザード』らしさ”とはなんなのか? 20年の時を経て甦った傑作、リメイク版『バイオ2』を通じて考える 初代PlayStationで1998年に発売されてから約20年の時を経た『バイオハザード2』。そのリメイク版として2019年1月25日に発売された『バイオハザード RE:2』が非常に高い評価を受けたことは、周知の事実だろう。 レビュー集積サイトMetacriticにおけるPS4版とXbox One版の平均評価は、両機種ともに91/100以上という高スコアをマーク。ユーザースコアもほぼ変わらず好意的だ。Metacriticでの評価だけを見れば、名作と名高いオリジナルの初代PlayStation版をも超える評価を得ている。 これらのメディアとユーザー評価では、「グラフィックスの向上、システムの刷新がありながらも、『バイオハザード』らしさがしっかりと残っている」という論調が多く散見され