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2019年8月18日のブックマーク (2件)

  • ドラクエの映画で起きた「SNS夏のネタバレ祭り」で思うこと - 社会の独房から

    映画自体は観たことなくてもオチはSNSなどで何となく知っている」映画で有名になった『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』 この現象は「令和のシックス・センス」と言っても過言では無いと思う。 ではなぜみんなが『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』のオチを知る事になったのだろうか。一つは含みある感想ツイートが気になって自分からネタバレ感想を見た聞いたパターン。これはまぁ自由にしたら良いと思う。ネタバレ見てから映画を観るのが好きという人もいるだろう。 もう一つはツイッターなどSNSで事故的に知ってしまったパターンである。 基的に最近のツイッターは「ネタバレ」に厳しい雰囲気がある。どうしても一部愉快犯や捨てアカからのネタバレ攻撃は無くならないが、何年もツイッターをしている人同士であれば、お互い無言のマナーが出来つつある(たまに齟齬が生まれて荒れる事があるが)しかし、『ドラゴンクエスト ユア・ス

    ドラクエの映画で起きた「SNS夏のネタバレ祭り」で思うこと - 社会の独房から
  • 【前Qの「いいアニメを見にいこう」】第20回 「天気の子」の〈若者〉と〈中年男性〉

    お待たせしました。お待たせしすぎたかもしれません。若干今更ムードですけれども「天気の子」についてちょっと書きましょう。 新海誠監督の前作「君の名は。」には、公開時に今ひとつノレなかったワタクシですが、こちらは楽しめました。いい作品です。あらゆる意味において、2019年を生きる若者の「今」を切り取ろうとしている。精緻に描き込まれた背景美術しかり、貧しさへの向き合い方しかり。特に後者に関しては、功成り名を遂げた作家があそこまで若者の貧しさ――しかも、彼らにとってはそれが普通の日常であり、「貧しさ」だとは感じていない――の感覚を掬(すく)い上げていることには、感じ入るものがありました。若い作家であれば皮膚感覚で表現できるものでしょうが、もはや新海監督はそうした立場にはない。おそらくは入念なリサーチから来ているものではないでしょうか。 涙腺をグッと刺激されたのが、ラブホテルでの一幕です。最悪の状況

    【前Qの「いいアニメを見にいこう」】第20回 「天気の子」の〈若者〉と〈中年男性〉