海はいい。なんども見ても飽きない。海はみじかな存在だった。そういうところで生まれ育ったから海を見たくなるのだろうか。けれども都会育ちの人だって海を見たくなるではないか。灰色のビルが立ち並ぶコンクリートジャングルを抜けだし、水族館へ行ったり、ドライブで海を見にいったりして癒されている。海だけではなく、しずかな湖や川のせせらぎ、雨音にだって癒されている。生まれたままの姿で温泉にはいり癒されている。喉がカラカラに乾いたときに求めるのはジュースでもなくアルコールでもなくただの水だ。水は甘露のようにおいしいし体をすみずみまで潤わせてくれる。母親の胎内にいるときは羊水につかって守られているし、人間の成分の約70%は水でできている。水をもとめるのは人間の本能だ。 前回「青い服を着て海と山をながめに旅へいく」と言っていたとおり、青い服を着て海と山をながめにいってきた。温泉につかりその土地のおいしいものを食
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