今回取り上げるのは、フィナンシャル・タイムズからの「死者数は報告されているよりも60%高い可能性がある」というレポートです。 Global coronavirus death toll could be 60% higher than reported | Free to read ここで、本論に入る前に、少し前置きです。 アウトブレイクが現在進行形で起きているときに、異なる国での政策の良し悪しを議論するのに使える、信頼できる統計データとは何でしょうか? 感染者数は、検査の性能・件数・方針などに強く依存するため、もっとも信頼性の低い指標です。一方、死亡者数は、相対的には信頼できる指標ですが、検査を受けないままに死亡してしまったケースについてはアンダーレポート(過小報告)となります。 特にいったん医療崩壊を起こしてしまうとあらゆる報告が追いつかなくなり、感染者数も死亡者数もきちんと管理できな
本記事は、 2020 年 4 月 3 日に Azure Active Directory Identity Blog に公開された記事 (Frequent questions about using Conditional Access to secure remote access) を翻訳したものです。原文は こちら より参照ください。 業界の動向や働き方の変化は通常、何年にもわたるもので、組織は各々のスピードで変化に対応しています。しかし現在我々の生活は通常ではない状態になりました。 COVID-19 の感染拡大を遅らせるため企業は従業員に在宅勤務を求めており、そのような組織では数年ではなく数週間という短い期間で組織やプロセスを大きく変更しています。組織には、会社のデータを安全に保ちながらリモート ワークを迅速に可能にするという新しい課題が突きつけられるとともに、以前からある課題がよ
AppleとGoogleの新型コロナ対策、提供方法などの具体像が固まる:新たなガイドラインを発表(1/2 ページ) AppleとGoogleによる新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策での協業で進展があった。アプリの画面イメージ(UI)やサンプルコードが公開されたのだ。だが、進展の詳細に触れる前に、もう1度、これがどういう取り組みか改めて振り返りたい。 というのも、前回の記事が掲載された後、ネットで「GAFAなどの外資に負けずに日本企業も頑張ってほしい」といった読後感想を見てショックを受けたからだ。まったくもってナンセンスな感想で、これはそういう次元の話題ではない。 →・AppleとGoogleが協力した新型コロナ対策「接触追跡」とは何か? 「COVID-19にばく露した可能性があります」。日本で提供されるアプリの正式な訳語は分からないが、ある日、あなたのスマートフォンにこんな通
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