かぜ、インフルエンザ、花粉症、粉じん対策など、さまざまな目的で使われているマスク。2020年に入ってからは、新型コロナウイルスの感染が世界的に拡大したことで、マスクを装着する人が例年以上に増えました。現在、ウイルスや細菌、PM2.5のカットが期待できる高性能なマスクなどさまざまなものがありますが、そうした優れた機能があっても正しく使用されないと全く効果を発揮しないことが、今回の番組の実験で明らかになりました。せっかく装着するならば、効果を最大限に発揮させる正しい方法を習得しましょう! マスクには、「医療用マスク」「産業用マスク」「家庭用マスク」の3種類があります。医療用マスクは、感染防止用として外科手術の際に使われたりしているもので、〝外科の手術の〟という意味から「サージカルマスク」と呼ばれています。産業用マスクは、主に工場などで粉じん対策として使用されるものです。薬局やスーパーマーケット