地衣類は、菌類と光合成生物(藻類)の共生体。 同定は一般に困難。ここでは、以下の文献を参考に分類・同定を行っています。 名前は、暫定的です。 一部の画像(または標本)については,以下の方に同定いただいている。 原田浩(千葉県立中央博物館) 見分けのヒント 1.地衣体が葉状:ウメノキゴケ、カブトゴケ、ツメゴケ、カワホリゴケなど。 2.地衣体が樹状:サルオガセ(樹上)、ハナゴケ(起立)、キゴケ(起立)など。 3.地衣体が固着物に付着している:子器によって分類する(4へ)。 4-1.子器がレカノラ型で赤、オレンジ色:ダイダイゴケなど。 4-2.子器がレカノラ型でオレンジ色~茶色:チャシブゴケなど。 4-3.子器がレキデア型:イボゴケ、ヘリトリゴケなど。 4-4.子器が文字状(リレラ型):モジゴケなど。 レカノラ型・・・子器の周囲が地衣体と同じ色。 レキデア型・・・子器の周囲が盤と同じ色。 参考文