日本の上田秀明(うえだ・ひであき)国連人権人道大使が、スイス・ジュネーブで行われた国連の拷問禁止委員会の席上での侮辱行為を理由に、辞任の危機にさらされています。 カタールの衛星チャンネル・アルジャジーラの報道によりますと、日本の刑事司法について審議する国連拷問禁止委員会での、上田大使の発言を、同委員会のあるメンバーが嘲笑したことから、上田大使が侮辱的な反応に出たということです。 この報告によりますと、ユーチューブに公開されたビデオ映像では、上田大使が国連拷問委員会に対し、何故笑うのかと問いただした後に、英語でシャラップ・黙れという文言を発し、委員らを侮辱している光景が映し出されています。 上田大使は、日本の刑事司法に対する国連拷問禁止委員会の批判への反応として、「日本は中世にある国ではなく、司法分野での世界最先端を行く国の1つである」と語りました。 上田大使のこの発言は、国連拷問禁止委員会