シンボリックリンク攻撃を防ぐための Apache HTTPD モジュールの解説はこちら: Apache HTTPD: mod_allowfileowner https://fumiyas.github.io/apache/mod-allowfileowner.html 背景 ロリポップの共有 Web サービス下のサイト改ざん事件で、 攻撃手法の一つとして 「他ユーザー所有のファイルへのシンボリックリンクを自分のコンテンツディレクトリ下に作り、Apache HTTPD 経由でアクセスする」手順が利用されたらしい。 参考: http://blog.tokumaru.org/2013/09/symlink-attack.html 当社サービス「ロリポップ!レンタルサーバー」ユーザーサイトへの第三者による大規模攻撃について http://lolipop.jp/info/news/4149/#090
Linuxで稼動させているApacheにて認証が必要なWebサービスに、Windowsドメイン(Active Directory)の認証情報を使って、シングルサインオンを実現させるまでの手順を備忘録として残しておきます。 今回、ブラウザは、IEとFirefoxにて動作確認を行いました。 Windowsドメインログオンをしているクライアントから、上記2種類のブラウザを使うと、NTLM認証※を利用しているWebサービスには、認証済みのドメインログオンの情報を利用することができ、ユーザ名やパスワードを入力する必要の無いシングルサインオン環境が実現できます。 ※NTLM認証(NT LAN Manager authentication)とは - IT用語辞典 e-Words 前提 今回利用した構成は以下のような感じ。 Webサーバ CentOS 5 Apache 2.2 + mod_auth_ntl
あなたは自分の会社のウェブサイトをサービスするApacheをインストールしたところだとしよう。Apacheはスムーズに動作しており、万が一の場合にもLinuxのセーフティネットが助けになるはずだと思う。ところが、2週間ほど経ったところで、いろいろとおかしなことが起こり始める。なぜだろう。ApacheとLinuxを使っているのに・・・おかしくなることなどあるだろうか? もちろん、注意を払わなければ、おかしくなることはいくらでもあり得る。Apacheを安全にする方法はあるが、もちろん何もしなければ安全にはならない。以下に示すのは、Apacheをより安全なウェブサーバにするための簡単な10の方法だ。 #1: とにかくアップデート LinuxでApacheを動かしているからと言って、アップデートが不要だということにはならない。常に新しいセキュリティホールやリスクが登場している。あなたは、最新のパッ
筆者は最近,Apache HTTPサーバーに対するサービス拒否攻撃を防御するWebベースのセキュリティ・ツール「mod_evasive」を使い始めた。mod_evasiveは特定の挙動を探してそれをブロックするモジュールである。 mod_evasiveは,筆者が昨年の12月に紹介した「Suhosin」に似ている(関連記事:PHPの「守護神」Suhosin)。SuhosinはPHPスクリプティング・エンジンの安全性を大幅に高めるパッチである。Suhosinは,害を及ぼす危険性を持つありとあらゆるWebベースのコンテンツを検出し,それらがPHPエンジンを越えてシステムやネットワークに到達するのを防ぐ上で役に立つ。 mod_evasiveが機能する仕組みを説明しよう。mod_evasiveはまずURLリクエストをApacheサーバーに送信するIPアドレスの記録を取る。その後,あらかじめ設定した許
自宅で稼動しているサーバーに7月21日からDos攻撃を受けていました。 7月21日以来、61.115.139.*(*.zaq.ne.jp 兵庫県)から特定ファイルへのアクセスが数回/分もあり、 それが連日続いていたのでアクセス制限してました。 数日前からアクセスがなんとか納まったようですので、取り敢えず解除しておきました。 制限方法は、 Apacheのhttpd.confのDirectory部分にに以下の部分を記述してました。 <Files *> order allow,deny allow from all # 拒否リスト発動 Deny from env=BadRobot Deny from env=BadReferer #制限IP #deny from 61.115.139.* (*は実際は数字) </Files> # 悪質ロボットリスト SetEnvIf User-Agent "co
こんにちは、naoya です。 先日、ウノウが公開しているサービスの中にいくつかの脆弱性が見つかったため、社内で「脆弱性発見大会」を開催しました。この大会は、二人一チームに分かれてウノウが公開している各サービスの脆弱性を見つけることを目的とした大会です。結果は、いくつか各サービスに脆弱性が見つかり、すぐに修正することができました。 僕のチームは、ウノウのホームページやラボブログなど細かいサービスを担当しました。その中で、いくつかのウェブサーバにセキュリティ上あまい設定がありました。 今日は、ウェブサーバのセキュリティ向上のための設定方法についてエントリします。なお、ウェブサーバはApache 2.2系を前提としています。 サーバ情報の表示しない ウェブサーバ(Apache)で、404などのエラーページを表示したとき、ヘッダやページの下にApacheやOSのバージョンが表示されます。こういっ
2007年7月4日 名前ベースのVirtualHostでそれぞれのSSLサーバ証明書を使う #なんだかんだしてたら、半月経ってしまった #来週になったら、ちゃんと再開 『Name-based SSL virtual hosts』 より 名前ベースのVirtualHostでSSLを使う場合、以下の方法をとれば、それぞれのVirtualHostごとの証明書を使うことができます。 ワイルドカード証明書を使うCN=*.example.com という設定の証明書を使えば、www1.example.com と www2.example.com で共通のサーバ証明書を使うことができます。 subjectAltNameを使う 証明書の subjectAltName に別名としてVirtualHostのDNS名を書いておきます。サーバにセットする証明書は1つですが、証明書内の別名をチェックすることで、「証明
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