「スタジアム完全キャッシュレス化」の初戦で消えた現金、現れたサンドイッチマン 3月2日に開催されたサッカーJ1第2節、ヴィッセル神戸-サガン鳥栖の一戦は神戸のビジャ、イニエスタ(ともに元スペイン代表)、ポドルスキ(元ドイツ代表)、鳥栖のトーレス(元スペイン代表)が日本で共演する試合としてサッカーファンのみならず多くのスポーツファンの注目を集めた。 だが、この試合にはもう一つの注目ポイントがあった。神戸やプロ野球・楽天イーグルスを保有する楽天グループが取り組む「スタジアム完全キャッシュレス化」の初戦。この日からノエビアスタジアム神戸(以下、ノエスタ)では現金決済が不可となり、クレジットカードや楽天グループの電子マネー、スマホ決済のみ使用可能となった。このため、4月2日の本拠地開幕より同様にキャッシュレスに取り組む楽天イーグルスからも多くの球団職員がノエスタを訪れ、その成否を見守った。 キック
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