2017年5月23日のブックマーク (2件)

  • 楽天投手陣に見る、カーブの活用法 | 東北楽天 | 野球のすべてが楽しめる野球情報サイト「BASEBALL GATE」新登場!

    ■0ストライクからカーブを狙う打者は少ない 野球の長い歴史と共に、多種多様な発展を遂げてきた変化球。近年では、シュート(ツーシームやワンシームもこれに類する)やカットボールといったムービング系の球種が隆盛を極めている。高速で小さく変化させることでバットの芯を外すことに主眼を置いたこれらのボールは、うまく機能すれば少ない球数で凡打の山を築けるため、特に先発投手にとっては習得する価値が高い。実際に直近10シーズンにおける球種別投球割合の推移を見ると、近年はシュートやカットボールが漸増しているのが見てとれる。 ところで、他にも増加傾向の球種があるのにお気付きだろうか。数ある変化球の中でも、最も基的なボールとされるカーブである。この背景としては、ディクソン(オリックス)に代表される、従来のカーブよりも鋭く曲がるナックルカーブの使い手が増えたことが挙げられるだろう。とはいえ、球速が遅く変化も大きい

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  • 夏目漱石 自転車日記

    西暦一千九百二年秋忘月忘日白旗を寝室の窓に翻(ひるが)えして下宿の婆さんに降を乞うや否や、婆さんは二十貫目の体躯(たいく)を三階の天辺(てっぺん)まで運び上げにかかる、運び上げるというべきを上げにかかると申すは手間のかかるを形容せんためなり、階段を上ること無慮(むりょ)四十二級、途中にて休憩する事前後二回、時を費す事三分五セコンドの後この偉大なる婆さんの得意なるべき顔面が苦し気に戸口にヌッと出現する、あたり近所は狭苦しきばかり也、この会見の栄を肩身狭くも双肩に荷(にな)える余に向って婆さんは媾和(こうわ)条件の第一款として命令的に左のごとく申し渡した、 ああ悲いかなこの自転車事件たるや、余はついに婆さんの命に従って自転車に乗るべく否自転車より落るべく「ラヴェンダー・ヒル」へと参らざるべからざる不運に際会せり、監督兼教師は○○氏なり、悄然(しょうぜん)たる余を従えて自転車屋へと飛び込みたる彼