米紙『ニューヨーク・タイムズ』は5日(日本時間6日)、ボストン・レッドソックスがニューヨーク・ヤンキースら数チームのサインを、米アップル社製の「アップルウォッチ」を使って盗んでいたと報じた。 同紙によると、ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMが、約2週間前にMLBに証拠を収めたビデオとともに申し立てを行い、MLBが調査を開始。提出されたビデオにはレッドソックスのスタッフが本拠地フェンウェイ・パークのダグアウトでアップルウォッチを確認して、選手にメッセージを伝えていた様子が映っていたという。 MLBではサイン盗み自体は肉眼で行われる分には禁止されていない。MLBのロブ・マンフレッドコミッショナーも「長い歴史があること」と認めている。しかし、電子機器をコミュニケーションのツールとして使うことは禁止されている。 MLBの調査に対して、球団は電子機器を使ってのサイン盗みを認めたと報じられてい