2020年5月16日のブックマーク (2件)

  • 非常事態はドーピング検査もZoom!?アメリカ発の新しい手法に期待。(及川彩子)

    「ピンポーン!」 ドアを開けると、そこにはドーピング検査員、ではなく、宅配便の配達員がボックスを持って立っている。 ボックスの中身はドーピング検査のキット。送り主は米国反ドーピング機関(通称、USADA)。受け取った選手たちは、このキットを使って、自分でドーピング検査を行う。 「新型コロナウィルスの影響で、ドーピング検査の数が減少している。そのため東京五輪で違反者が増加する可能性がある」 新型コロナウィルスの感染者が増加し、外出や移動の規制が始まると、米国や英国の反ドーピング機関は上記のような懸念を表明していた。 競技会外検査(通称、抜き打ち検査)のために検査員が訪問することができない状況となり、もし訪問してもソーシャルディスタンスの6フィート(約2m)をとるのは難しく、事実上、検査は凍結された状態になった。 そんな中、米国反ドーピング機関が新たに採用したのが、「オンライン抜き打ちドーピン

    非常事態はドーピング検査もZoom!?アメリカ発の新しい手法に期待。(及川彩子)
  • 支援を断り、UberEats配達員に。フェンシング三宅諒の本音に迫った。(田中大貴)

    「今日は5時間です。新宿、半蔵門、赤坂、田町に配達して、バイト代は4688円でしたよ」 ロンドン五輪フェンシング銀メダリストの三宅諒は、このゴールデンウィーク中、新宿区、港区エリアを中心に午前、午後と自転車を走らせ、「Uber Eats」の配達員として汗を流していた。 「朝、9時~10時の1時間を午前の配達に充てて、日中は自宅内でトレーニングします。体幹トレーニングなどが中心ですね。身体の免疫力のことも考えて、午後は昼下がりの15時くらいから、また配達を始めます」 2012年、三宅は太田雄貴らとともにロンドン五輪に出場し、男子フルーレ団体で銀メダルを獲得。現在では日フェンシング界において、五輪でのメダル獲得を経験した唯一の現役選手である。 「東京五輪前の最後の国際大会が新型コロナウイルスによって中止になり、アメリカから急遽帰国することになりました。それが3月のことなので、もう2カ月くらい

    支援を断り、UberEats配達員に。フェンシング三宅諒の本音に迫った。(田中大貴)