少し前、警察の任意取り調べにおける録音は、是か非か? という議論が話題になっていた。 法律家の卵(?)の人が、取り調べの現場に録音機を導入することの弊害を説いて、「そんなことはない」という突っ込みを受けて、 ちょっと盛り上がっていた。 道徳とルールには溝がある 世の中にはたぶん、「道徳」が好きな人と「ルール」が好きな人とがいて、両方とも、同じところを目指しているわりに、お互いの溝はけっこう深い。 くだんの議論で録音機の弊害を説いていた方は、恐らくは正義感が強い人であって、録音機という、「人間は必ず嘘をつく」ということが半ば前提になっている機械を 仕事場に持ち込むことに対して、嫌悪感みたいなものを持っているのだと思う。 一方で、録音機というものは、米国司法の現場であったり、「言った言わない」が問題になる仕事の現場では、もはや当たり前のように用いられている 道具でもあって、どんな業界であっても
2010年も、残りわずかです。 というわけで、わたしの2010年のビジネス書ベスト10を紹介します。 あくまで、わたし基準です。 どうなのだろう、というものもあるかもしれませんが、本というのは、その人次第、読み手次第というところがあると思います。 なので、参考になれば、うれしいです。 戦略思考のフレームワーク―未来を洞察する「メタ思考」入門 戦略思考のフレームワーク―未来を洞察する「メタ思考」入門 「戦略思考」について考える際に、知っておきたい方法を教えてくれています。 わかりやすくまとめられているので、読みやすいです。 「戦略的」に考えたい方に参考になると思います。 プロフェッショナル・アドバイザー―信頼を勝ちとる方程式 プロフェッショナル・アドバイザー―信頼を勝ちとる方程式 アドバイザーやコンサルタントが、信頼を勝ち取るために、どんなことを考慮すると良いかについて書かれています。 信頼
最近では何に付け損得を考えて目標を設定し、それに向かってだけ努力をして成果を得るといったことが求められます。しかし、そんな目先の損得ばかり考えていると本当に人生はつまらないものになってしまいます。要するに、先が見えていることしかやらないということですから、成果が期待を超えることは絶対にありません。しかも、目先の損得で行動がブレればブレるほど、その得られる成果は小さく連続性を持たないので、積み重ねることが難しいものになるのです。 最高齢プロフェッショナルの教え 作者: 徳間書店取材班出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2010/12/17メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 6人 クリック: 30回この商品を含むブログ (10件) を見る 1 結果が見えていることをやるということ 結果が見えていることをやるということは、「笑う」ために漫才を観たり、「泣く」ために映画を見たり、「稼ぐ」た
2010年12月26日18:00 カテゴリ書評/画評/品評Art 天職に定年はない - 書評 - 最高齢のプロフェッショナルの教え 出版社より献本御礼。 最高齢プロフェッショナルの教え 徳間書店取材班 「まさか」0。「やはり」100。我が意を得た一冊。 あなたが何らかのプロであれば、同様の感想を抱くはずだ。 もしそうでないのなら、まだあなたはプロになりきれていない。 本書「最高齢のプロフェッショナルの教え」は、タイトルどおり現役最高齢の15人の言葉を、著者たちが引き出したもの。 目次 91歳 現役最高齢「漫画家」やなせたかし60代で人気漫画家となった「アンパンマン」の生みの親 88歳 現役最高齢「パイロット」高橋淳戦前から70年、2万5000時間を飛んだ、その名も「飛行機の神様」 78歳 現役最高齢「ギター職人」矢入一男数々の有名ミュージシャンを魅了した伝説の「ヤイリギター」の生みの親 9
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く