ふと、いいにおいがして目が覚めました。 しばらく目を閉じたまま考えていたけれど、はっと気付いて声を出した。 「もしかして、カレー?」 「そうだよ」 薄目を開けて見てみると、時計は朝の4時半をさしている。主人がコトコト、何かを切ったりいろいろ出して入れたりしている。美味しそうな気配がする。 「ちょっと、食べたいな」 半分寝ぼけながら、口が勝手に言いました。(ここからは、あんまり覚えていないので後で聞いたはなしです) 「コブタになるよ。明日食べたらいいじゃない」 「じゃあ小さい茶碗にいっぱいだけ、食べようかな」 「まだ煮込めていないし、いま作っているんだから明日のお昼にしなよ」 「・・・そうかあ。。」 そうしてまた眠りにおちました。 「夢じゃなかった!」 起きて、お湯を沸かしにキッチンに入ってすぐ、大きな鍋を見て一瞬で目が覚めました。そうだ。炊飯器の中身を確認する。だめだ、足りない。お米をとい
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