日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は6日、女性が土俵に上がることができないことが、女性差別とする声が大きくなっていることについて「差別のかけらもない」と否定した。 【写真】ユーチューブに投稿された土俵に上がる女性の映像 女性差別とする声については、現在行われている春巡業中の4日に、京都・舞鶴市で多々見良三市長が土俵上であいさつしていた際に倒れ、医療関係者の女性が救命処置で土俵に上がった時に「女性は土俵から下りてください」というアナウンスが複数回流れたことに端を発するもの。このアナウンスについては、芝田山部長は「こういった緊急事態が、またいつ起こるかもしれないので、場内アナウンスの指導もしていかないといけない。緊急時のマニュアルも作らないといけないし、かといって緊急時もそのマニュアル通りにやればいいというものでもない。緊急のことで経験を積めるものでもないので、臨機応変に対応できるよ