2014年9月28日のブックマーク (3件)

  • 「スーパーグローバル大学」に採択されるタイトル、落選するタイトル - こにしき(言葉・日本社会・教育)

    「スーパーグローバル大学創成支援」事業に採択された大学の一覧が発表されました。 スーパーグローバル大学創成支援事業|日学術振興会 どんなタイトルだと採択されて、どんなタイトルだと落ちるのか、分析してみました。 申請タイトルの一覧はこちら。 http://www.jsps.go.jp/j-sgu/data/download/h26_sgu_shinseijoukyou.pdf 頻出キーワード 申請タイトルを形態素解析してみた結果、上位の単語はこんな感じ。 予想通り「グローバル」がダントツ人気ですね。ただ、採択状況はあまりよくないようです。安易にすぎるからでしょうか(「世界」のほうがずっと採択率が良いですね)。 また、あまり馴染みのない「創成」という単語をあえてチョイスする学校が多いあたり、各校の工夫のあとが伺えます(事業名に「創成」が使われています)。ただ、これも採択率はたいして高くありま

    「スーパーグローバル大学」に採択されるタイトル、落選するタイトル - こにしき(言葉・日本社会・教育)
  • 愛と赦しの全体主義的宗教共同体アーミッシュについて

    アーミッシュの誕生前史アーミッシュの信仰は十六世紀、宗教改革時に登場した「アナバプテスト(再洗礼派)」に遡る。一五三三年、神聖ローマ帝国の都市ミュンスターの人々が幼児洗礼を拒否し成人した者たちが自らの意志で洗礼を授けあい聖書の記述を厳格に守る共同体を構成しようとするアナバプテスト運動を起こす。この運動はすなわち、当時の社会体制――生まれながらにその都市や共同体に所属しなければならない――への反逆を意味したから、政治権力はもちろんカトリックだけではなくプロテスタント主流派からも激しく迫害を受けた。 十六世紀を通じて殉教した西欧のキリスト教徒の四〇~六〇%が再洗礼派の人々であったと言われる。一五四〇年代にメノ・シモンズという指導者に率いられて再洗礼派の主流派となる「メノナイト(メノー派)」が登場、一六九三年には社会に妥協的なメノナイトに反発する形でヤーコブ・アマンを指導者とする一派が分派。彼ら

    saebou
    saebou 2014/09/28
    #rekisinews おもしろい。 @saisenreiha さんはもうこれは読まれたかな?
  • ロレイン・J・ダストン キャサリン・パーク 「怪物:事例研究」

    引き続き、坂さんからいただいたダストン & パークの作品を読みました。こちらの「怪物:事例研究」(書誌情報)は『ユリイカ』に掲載された『驚異と自然の秩序』からの部分訳。いまではちょっと高級なサブカル雑誌になってしまった感のある『ユリイカ』にもこんな文章が掲載されていた時期があったのですねえ、というのが感慨深いですが、それはさておき内容の紹介と参りましょう。「反−自然の概念 十六、七世紀イギリス・フランスにおける畸型の研究」とかなり重複するものがありますが、ここで紹介されているのはおもに畸型が神が人間に送ったメッセージなのではないか、なにか悪いことの予兆なのではないか、と解釈されていた時代のお話で、実際に畸型のイメージがどのように解釈されていたのかを資料的に見ていくものになっています。 頭には剣のようにまっすぐ突き出した角。腕の代わりに蝙蝠のような翼。胸の上部をみると、片側にはフィオが、そ