2019年12月15日のブックマーク (5件)

  • The Voiceは誰の声なのか?『アナ雪2』を音楽から読み解く(小室 敬幸) @gendai_biz

    何についての物語なのか? 興行収入は好調ながら、ステマ疑惑によって作品そのものと関係ないところで味噌がついてしまっている映画『アナと雪の女王2』。この記事で取り上げたいのは、そうした周辺的な事象ではなく、作品そのもの――特に音楽面から読み解く考察である。 映画を既にご覧になった方ならご存知のように、決して難解な物語ではないのだが、事件に対してひとつひとつ対処していくことで物語が進行していく前作に比べると、作ではその場面でそのキャラクターが何故そのような行動をとったのか、その必然性が感じづらかったり、説得力が弱くみえてしまいがち。そのために前作ほど「物語にのれない」「感情移入しにくい」という感想に至ってしまう場合もあるようだ。 これは無理に続編を作ったがゆえの問題なのだろうか。否、そうではないと筆者は提起したい。これは作で取り扱っている社会問題の性質上、どうしても必要な要素なのだ。 まず

    The Voiceは誰の声なのか?『アナ雪2』を音楽から読み解く(小室 敬幸) @gendai_biz
  • 弘前藩が「秘薬」アヘンを製造 「気分良くなる」と評判、偽薬も流通 | 毎日新聞

    江戸時代の津軽地方では、アヘン(阿芙蓉)の原材料であるケシが政策的に栽培されていた。弘前藩「御国日記」には栽培地や栽培に関わる医師名が記されており、「御用格」にはアヘンを用いた漢方薬「一粒金丹(いちりゅうきんたん)」の記事が多数見られる。 服用すると気分が良くなる、疲れが取れる、熱が下がる、下痢が止まるなど評判は上々だったが、当初は津軽家の関係者に下賜される秘薬だった。家中の者はかなりの確度で入手できたので、家族や親戚のための願い出も多く、公用旅行の場合は優先的に認められた。 藩外の者でも、藩米の輸送や販売を任せたり、借金を申し入れたりしていた商人などには下賜された。後には民間への販売も行われ、例えば文政年間(1818~29年)には、江戸の長崎屋(常盤橋門前)や万屋(小石川春日)が藩公認の「売弘所」となっていたことが確認できる。

    弘前藩が「秘薬」アヘンを製造 「気分良くなる」と評判、偽薬も流通 | 毎日新聞
  • 『アナ雪2』エルサの「スピリチュアルな自己実現」の奇妙さを考える(北村 紗衣) @gendai_biz

    エルサの「自己実現」はどう描かれる? 2013年に大ヒットを飛ばし、文化現象と言えるほどの影響力を持つようになったディズニー映画『アナと雪の女王』の続編である『アナと雪の女王2』が11月22日に公開された。この原稿を書いている12月9日時点でもヒット中で、世界興行収入は9億ドルを超えた。 この続編については賛否両論あるが、現時点で映画のレビュー点数化サイトであるロットントマトズではプロの批評家による評価が78%、それ以外の観客の評価が92%で、人々はおおむね満足して映画館から出てきていると言える。 レビューの著者は、第1作について「理想宮か、公共彫刻か?――『アナと雪の女王』」という批評を書いたことがある。そこで指摘したのは、ヒロインのひとりであるエルサが一度は捨てた故郷アレンデールに戻り、女王としてのつとめを果たすことを決意するという結末は幸せと言えるのか、ということだった。 エルサは

    『アナ雪2』エルサの「スピリチュアルな自己実現」の奇妙さを考える(北村 紗衣) @gendai_biz
    saebou
    saebou 2019/12/15
    『アナ雪2』の批評を書きました。主にホメオパシー批判です。あと、英語圏ではファンコミュニティが作品に要望を出す伝統が18世紀からあるとか、作品におけるカウンターカルチャー要素とかの話をしてます。
  • 古川耕 ラジオ放送作家の仕事を語る

    古川耕さんがblock.fm『INSIDE OUT』に出演。渡辺志保さん、DJ YANATAKEさんと『ウィークエンド・シャッフル』や『アフター6ジャンクション』、『生活は踊る』などでのラジオ放送作家の仕事について話していました。 【この後すぐ!!22時からは #INSIDE_OUT by @yanatake ,@shiho_wk 】 ゲストに放送作家・ライターの古川耕さんをお迎えしてヒップホップを黎明期から支えメジャー局へ早くから日語ラップを送り込んだ、その挑戦と裏側をインタビュー!⁰ #ラジオ革命 #blockfm #MassiveWeekhttps://t.co/PdoSwcDQQ5 pic.twitter.com/af8Y94JU6p — block.fm (@blockfmjp) December 9, 2019 (DJ YANATAKE)ちょっとね、ライターとしてはお話も聞き

    古川耕 ラジオ放送作家の仕事を語る
  • 劇場に警察を呼ぶこと|だや@光と私語

    ポエトリーリーディングのイベントで、ステージ上で乳房を出して通報された、という話が流れてきた。 いつの時代の話だよ。 伝え聞く感じだと作品としても顛末としてもちょっと残念な感じだった。当該のノートを読んでみたけれど演出意図もよく分からない。田村隆一を「引用」したという作品もウェブにあげてあったけれど、大して面白くない。 見てないからなんとも言えないけど、服を脱いだところでパフォーマンスの質が上がったりもしないだろう。 普通にいけば炎上案件、企画としてはとんだ災難、面白くも何ともないし、警察呼ぶようなことかいな、というのが正直な感想。 職業柄、イベントでのアクシデントを聞くと胃が痛くなるのだけれど、進行中に警察呼ばれるってよっぽどのことですよ。 例えば来場者同士が喧嘩沙汰になったとか、会場、運営がよっぽどの時に警察呼ぶってのはまあわかる。 でもここで来場者(観客なのか他の出演者なのか分からな

    劇場に警察を呼ぶこと|だや@光と私語