ディズニー/ピクサーの『ソウルフル・ワールド』を配信で見た。 www.youtube.com 主人公は音楽教師で売れないジャズミュージシャンであるジョー(ジェイミー・フォックス)である。ジョーはやっと学校で非常勤から正規雇用にしてもらうことができたが、同じタイミングで有名なミュージシャンであるドロシア・ウィリアムズ(アンジェラ・バセット)のライヴでピンチヒッターとしてピアノを弾く仕事の話が来る。夢が叶うかもと浮かれたジョーは注意力散漫になって道路でマンホールに落っこちてしまい、昏睡状態でジョーの魂(ソウル)があの世に向かう。自分が死にかけていると気付いたジョーの魂はなんとか死から逃げようとするが、ひょんなことから人間が生まれる前の世界に迷い混んでしまう。生まれる前の世界はまだ人間界に誕生していない生命のソウル(魂)たちがいろいろ生まれるための準備をするところで、ソウルたちは亡くなった人の魂
便利な言葉ではあるけれど 「有害・有毒な男らしさ(toxic masculinity)」という言葉が話題になっている。アメリカで生まれたこの概念は、多くの研究者や運動家に言及され、細かな違いはあるものの(1)性差別や暴力につながる、(2)援助の希求や感情の発露を妨げる、「男性の性格上の欠点」をその基本的な定義としている。 2017年に盛んになった#MeToo運動などの影響を受けて、日本でもジェンダーにまつわる暴力の問題を考える機運がこれまで以上に高まった。翻訳書などを通じて輸入された「有害な男らしさ」は、この流れを受けてSNSを中心ににわかに取り沙汰されるようになり、先日NHKの番組でも特集が組まれた*1。 この言葉がこれほど速く社会に伝播したのは、男性の暴力や感情抑制は男性文化の中でインストールされた気質によるものだ、というわかりやすい説明と、その語彙の持つインパクトによるのかもしれない
(※再公開です) 批評理論入門―『フランケンシュタイン』解剖講義 (中公新書) 作者:廣野 由美子 発売日: 2005/03/01 メディア: 新書 批評ブログやりたいわけじゃないんだけど、物語作品の考察なり分析なり書こうとするとどうしてもこういうところの参照が要請されるので再確認のためにも出してきました。 日本の読書文化が誇る中公新書における名著の1つなので今更感はあるけど、こういうのは書いとくに越したことはないでしょう。今はこんなのも電子版出ててすごいね。 題名は「批評理論入門」となっているけど、思い切って言えばこれは「小説の読み方」を教えてくれる本です。もちろん映画でもアニメでも物語ならなんでも役に立つ。このジャンルの入門書でこの本を越えるものは令和3年の今でもおそらくまだない。入門書と言っても何度も読み返すに値する深みを持っている、正しく新書版の名著と呼ぶにふさわしい本です。 1.
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く