2022年2月17日のブックマーク (1件)

  • [オペラ] ロッシーニ《チェネレントラ》 - charisの美学日誌

    [オペラ] ロッシーニ《チェネレントラ》 新国立劇場 10月13日 (写真は舞台、上は舞踏会で偽王子(中央の白ガウン)に媚びる二人の姉(左側の緑と赤の服)、下は中央がチェネレントラ、エプロン姿の女中として姉二人の衣装を持たされている、そして継父と戦う彼女) 粟國淳演出、美術・衣装A.チャンマルーギ、チェネレントラ:脇園彩、王子ラミーノ:R.ベルベラなど。私は初見だが、こんなに素晴らしい作品とは知らず、今まで知らなかったことを後悔した。「シンデレラ物語」ではあるが、ディズニーの「シンデレラ」などとは全然違う。チェネレントラ(=シンデレラ)は、白馬に乗った王子様を待つ受動的な女性ではなく、自ら愛を勝ち取りに行く戦う女、「愛の主体」である女として描かれている。チェネレントラは、究極の女性性としてのヒロインであり、アンティゴネ、コーディリア、コンスタンス修道女、『フィガロ』のスザンナなどと同系列の

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