IGN USがウィザーズ・オブ・ザ・コースト(以下、WotC)の本社を訪問。映画『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』が批評家から好評を博した反面、興収的に不振だったことについて訊いたところ、コメントを得られた。 「ダンジョンズ&ドラゴンズ」のチームでエグゼクティブ・プロデューサーを務めるカイル・ブリンクは、「(映画は)良かったのでハッピーです」と笑いながら回答。さらに、2000年公開の映画『ダンジョンズ&ドラゴンズ』と比較し、「『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の映画の軌跡は各段に右上がりです。ファンと批評家の反応にも満足しています」と笑顔で付け加えた。 ボードゲームにインスパイアされ、予算1億5000万ドル(現為替で約207億円)で制作された映画は、批評家とファンから好意的な評価を受けたにもかかわらず、世界興行成績は2億ドル強(約277億円)に留まった。しかしWotCのチームは、
いざ! 最後のバカ騒ぎへ! 『ワイルド・スピード』(2001年)は、ストリートで車をブッ飛ばす若者たちの青春映画として幕を開けた。紆余曲折を経た末に、『ワイスピ』は世界をまたにかける超大作スパイ映画となり、遂に最終章へ突入した。今回ご紹介する『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』(2023年)は、かつてないほど荒々しく、目まぐるしく、雑な部分は本当に雑だが、しかし明らかにクライマックスへ向けて突き進む疾走感がある。なおかつその疾走感は、少しの寂しさを含んでいる。ちょうど週刊連載漫画が最後の戦いに入った時のような感覚だ。シリーズのファンは「ああ、『ワイスピ』が本当に終わるんだな」と、たそがれてしまうかもしれない。 しかし、それはそれとして、本作は過去イチで無茶苦茶である。そもそも制作時からトラブルばかりが聞こえてきた。ただでさえキャラクターが多いのに、次々と追加されるビッグすぎる俳優、膨
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く