友人の漫画家がいった。 「犬はデフォルメすることで、実物以上にかわいく描ける時があるが、猫はそのままの姿のよさを、絶対に超えられない」 賛否あるだろうが、同感である。 猫をかわいく描こうとすると、猫らしさが損なわれてしまう。 なぜか。 「かわいく描く=見る人に媚びる」だとすると、私は猫のよさを、「媚びないところ」と考えているので、媚びさせようとすれば、それは猫ではなくなっていくのだ。 リアルネコ・イズ・ザ・ベスト。 ぎゃっ! ちょっといろいろ練習しておりまして……。 * ああ、リアルにゃんこをおさわりしたい。 さわりすぎて怒られたい。 ……だが、うちに猫は、おらん。 代替行為として、いままでに観た猫の映画を振り返り、脳内でもふもふするとするか。 ということで―― 猫の映画をランキング形式でオススメしてみる ◆選出のルール 実写に限る:リアルネコ・イズ・ザ・ベスト。 国内作品に限る:日本の風