昨日の当番医は参った。次々と急患があって、対応に追われた。当院で、点滴したりお薬出したり、対応できることはする。でも、午前中に一人、とても強い腹痛を訴える人は、腎臓か尿管、いわゆる尿路結石だ。 このようなときには医師会から指示が出ている。「二次救急患者を紹介される場合は、まず病院群輪番制当番病院および舟入病院(小児の場合)にお問い合わせください」と。そして、当番病院の一覧表を頂いている。 その票では内科が広島市民病院になっている。で、連絡をして、受け入れていただいた。 午後、これもひどい腹痛の方が救急車で運ばれて来た。ほかの内科医院から「卵巣のう腫の茎捻転に間違いなさそうなので」と。患者さんは、歩くこともできないで、うんうんと苦しんでいる。ところが、痛いところが違う。右の肋骨の下をさわると飛び上がるほど痛がる。婦人科の領域には痛みはない。念のための超音波エコーでも、卵巣の腫れもない。その代
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