政府・与党は、三つに分かれているビール類の酒税について、2020年度から3段階で見直し、26年10月に一本化する方向で調整に入った。ビールは減税となる一方、発泡酒や第3のビールは増税となる。12月にまとめる17年度税制改正大綱に具体的な税額などを盛り込み、必要な法改正などに着手する方針だ。 350ミリリットル缶当たりの税額は現在、ビール77円▽発泡酒47円▽第3のビール28円。消費動向やメーカ…
警視庁は7日、ウイルスが添付された迷惑メールが一斉送信された瞬間に、件名や本文を把握する監視システムの運用を始めたと発表した。入手した情報は同庁の公式ツイッターなどで公開し、メールを開封しないよう呼びかける。こうしたシステムの運用は全国の警察で初めてという。 同庁によると、迷惑メールを送りつける攻撃者は、多数のパソコンを遠隔操作ウイルスに感染させ、それらを一斉に操れる「ボットネット」と呼ばれる攻撃用ネットワークを形成。ボットネットに指令を送り、迷惑メールを一斉送信している。ボットネットを経由させることで大量の…
自民県議が経費14万8000円不正請求 富山県議会で相次ぐ政務活動費の不正請求問題で、新たに杉本正県議(67)=自民=が「側溝安全調査」や「道路修理等」の名目で不正に政務活動費を請求していたことが分かった。2015年度だけで計約160回にわたり約4000キロを調査のために車で走ったとして、車のガソリン代などの経費約14万8000円を不正請求しており、同様に5年間繰り返していたという。杉本県議は虚偽記載を認める一方で、「民家を巡り、年間約6万部の議会だよりを配布していた」と説明し、政活費は返還しないとしている。 活動実績報告書によると、富山市内約20カ所の周辺道路の修理や側溝の安全点検をほぼ月1回ほどの頻度で実施したとされる。記載の一例では、同市北部の「萩浦地区センター他」に15年4月13日をはじめ13回にわたり、「県道側溝安全チェック」などに出かけ、毎回20キロ走ったとしていた。しかし、自
【杭州・影山哲也】中国・杭州で4、5両日に開かれた主要20カ国・地域(G20)首脳会議で、安倍晋三首相がリオデジャネイロ五輪の閉会式で人気ゲーム「スーパーマリオブラザーズ」のマリオに扮(ふん)して登場した演出が話題になった。日本政府高官によると、各国首脳らから「非常に高いパフォーマンス」と評価する声が寄せられたほか、「親子の会話のきっかけになった」と謝意が示される場面もあった。 首相に感謝を伝えたのは世界銀行のキム総裁。キム氏は首相に歩み寄り、「思春期で全然口をきいてくれない16歳の息子が閉会式をテレビで見て、『安倍首相はクールだ(格好いい)』と言ったので、自分が『親しい友人だ』と説明したら親子の会話ができるようになった」とのエピソードを紹介したという。
2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長は2日、大会関係組織の代表者による調整会議で「五輪はここまで順調に進んでいる。(都政改革は)計画に支障がないように考えてほしい」と述べ、小池百合子東京都知事が進める五輪・パラリンピックの業務や予算の見直しにくぎを刺した。 小池知事は「大会成功のためには都民の納…
東京都知事選の告示まで2日に迫った12日、自民党東京都連は11日、前岩手県知事の増田寛也氏(64)の推薦を決めると同時に、所属する国会議員や地方議員に対し、党が推薦していない候補者を応援した場合に除名などの処分を科すとする文書を配布した。 自民党衆院議員の小池百合子元防衛相(63)が出馬表明しており、組織を引き締め、分裂選挙の影響を可能な限り避ける狙いがあるとみられる。 文書は「都知事選における党紀の保持について」と題し、都連会長の石原伸晃経済再生担当相や都連幹事長の内田茂都議らの連名で出された。党公認・推薦候補者以外の者を応援してはならない▽各級議員(親族含む)が非推薦の候補を応援した場合は除名等処分の対象となる−−などとしている。
今回の参院選比例代表で、「民主」と書かれた票をどう扱うかという問題が浮上している。民主党と維新の党が合流して3月に誕生した民進党への投票と解釈できる半面、自民党や社民党も正式名称には「民主」が付く。公職選挙法によると、無効票か案分かを決めるのは開票所の開票管理者。各地で判断が分かれる可能性があり、関係者は頭を悩ませる。 有権者は比例代表に政党名か候補者名で投票する。政党名票は正式名称のほか、登録済みの略称も有効。民進党の場合は「民進」だ。ただ、結党から間もないため、旧党名の「民主」で投票する人が続出するのではないかと懸念する声は党内に早くからあった。
情報セキュリティー会社「デジタルアーツ」が、スマートフォン(スマホ)や携帯電話を使ったインターネット上での小遣い稼ぎについてネット調査を行ったところ、高校生の約4分の3がネットで小遣い稼ぎをした経験があることが分かった。「動画や写真の投稿」で稼いだとの回答が1割程度いた。性的な写真などが含まれている可能性もあり、専門家は安易な投稿でトラブルに巻き込まれないよう注意を呼びかけている。 ネット調査は1月に小学4年生〜高校3年生を対象に実施し、有効回答は618人。ネットでの小遣い稼ぎの経験は、全体では3割だが、男子高校生は79.6%、女子高校生は68.9%に上った。
病気はなぜ見つからなかったのか。昨年10月に38歳で亡くなった人気声優、松来未祐(まつき・みゆ、本名・松木美愛子=みえこ)さんの両親が、娘の命を奪った「慢性活動性EBウイルス感染症(CAEBV)」の周知と難病指定を願い、伏せていた病名の公表に踏み切った。EBウイルスは日本人の成人の9割以上が保有しているとされるが、発症はまれ。医師の間でもあまり知られておらず、松来さんは通院を繰り返しても感染判明まで1年以上かかった。公表は松来さんの遺志でもあった。 広島県内に住む父の松木孝之さん(69)と母智子さん(68)によると、松来さんが最初に体調不良を訴えたのは2013年ごろ。夜中になると39度台の高熱に苦しんだ。昨年正月の帰省時には、首のリンパ節が腫れ上がり疲労を訴えた。東京都内の複数の病院を受診し、がんの検査も受けたが、診断はいつも「異常なし」だったという。
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