ブックマーク / kokorosha.hatenablog.com (4)

  • 電子音楽を中心に、2018年に聴いた音楽、ベスト10曲 - ココロ社

    去年は音楽を自由に聞くことが難しくなってきたと感じることが多かった。サブスクリプションモデルが浸透し、好きなときに好きなだけ音楽が聞けるようになった反面、聴取システムを構築した設計者たちが、ロックンロール的な音楽観のもとにUIを設計しているので、ロックやポップスとは音楽のフォーマットや接し方が異なる音楽を聴くことが多いわたしとしては、少々窮屈な気分である。具体的に言うと、音楽を聴くうえで一番重要な「レーベル」がタグになっていないことだったり、ミックスCDの曲が別のバージョンに入れ替わっていたり……。 先日、初代iPhone発表のプレゼンテーションを見たのだが、そのときサンプルとして流れたのはビートルズだった。最新のテクノロジーを使って聞く音楽はクラシカルなロックンロールという皮肉めいた話だが、その話はまた別の機会にするとして、2018年に発見した音楽を10曲あげていく。なるべくすぐ聴けるよ

    電子音楽を中心に、2018年に聴いた音楽、ベスト10曲 - ココロ社
  • 街中にある平和や自由や平等を表すオブジェをそういう視線でしか見られない症候群 - ココロ社

    公園や公共のスペースなどにある人物を象ったオブジェたち。オブジェの台座にはきまって平和や自由や平等などを意味するメッセージが記してある。平和!自由!平等!結構なことである。太平洋戦争では数百万の日人が亡くなったというのに、今もなお、あの戦争は間違ってはいなかったと主張する人が跡を絶たないし、人間としての権利を主張することが悪だと考える人も少なからず存在するので、広範に平和や自由や平等を祈念する像を立てておかないと、また日が焼け野原になったり、あるいは、物理的にはそれなりに繁栄していても、精神的に焼け野原になったりするからである。 これらの平和・自由・平等を象徴するオブジェたちは、平和・自由・平等そのものがそうであるのと同様、日常の風景に溶けこんでいて、写真を撮る人もいなければ見向きする人もいないものだけれど、ノーマルな人生を送っている人は、仕事や家庭のことで頭がいっぱいなのだし、悪いこ

    街中にある平和や自由や平等を表すオブジェをそういう視線でしか見られない症候群 - ココロ社
  • 東京・府中の巨大パラボラアンテナを見納めてから偉人の墓参りをキメる - ココロ社

    東京都の建造物で都民を励まし続ける存在といえば東京タワーであるが、東京都民でありながら東京都になじめないアンダーグラウンド都民にとって、あれはまだまだ赤すぎる。 われわれアングラ都民(共犯に仕立てあげてしまい、申し訳ない……)を励ましつづけてきた建造物といえば、府中のパラボラアンテナである。 わたしがこのアンテナを見たのは20年で5回程度に過ぎないのだが、週の半ばに嫌な事件が起きたとき、「逝去したい……でも週末に府中のパラボラアンテナを見たら気分転換になるだろうから逝去はもうちょっと先にとっておこう」と思って過ごし、週末になると逝去の件についてはすっかり忘れて遊び呆ける……という一週間を過ごすことが多く、実際に行くことはなくとも、パラボラアンテナが府中に存在するという事実がわたしを勇気づけてきたのだった。 あのパラボラアンテナ、米軍基地跡にあって、現役ではない。府中市は競馬などで財政が潤い

    東京・府中の巨大パラボラアンテナを見納めてから偉人の墓参りをキメる - ココロ社
  • 小田急多摩線の終着駅、唐木田の最果て感が最高 - ココロ社

    東京在住の人でも、「唐木田」という文字列を見たことがない人もいるだろう。小田急線を使っている人は、「唐木田行き」という文字列を見たことがあるかもしれないけれども、そういうのはいいから小田原行きを増やしてくれと思うだけかもしれず、ましてや降りたことのある人は少ないと思う。 わたしも、唐木田に行く前は、住む分には始発駅だから通勤には便利そうだが、観光地ではないと認識していた。しかし、実際に行ってみるとそうではなかった。いや、やはり一般的な意味での観光地にあたらないことはたしかなのだが、ちょっとした非日常的な空間が楽しくて、もう五回ほど散歩に行っている。たとえば幕張に住んでいる人が唐木田に遊びに行くのはあまりおすすめしないが、仙川や調布、成城学園前や新百合ヶ丘などにお住まいの方にとっては、気軽に味わえる異空間である。 もし行くなら、夕方4時ごろがおすすめで、駅を出てからゆっくり歩いても2時間もか

    小田急多摩線の終着駅、唐木田の最果て感が最高 - ココロ社
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