こないだ、大泉洋氏が拙宅のテレビジョンに受像されていたので、拝見していると、なんと大泉氏はヒゲをたくわえていらっしゃる。おまえがヒゲを生やしたらややこしいだろう! と細君と笑いました。とても素敵な夜でした。 「水曜どうでしょうのおもしろさがわからない」という人の言は、すこしく理解できる。旅番組と惹句しながら番組の大半は車内の映像である。詐欺だとおもう。人間を馬鹿にしている。だいの大人がすることじゃない。 けれどもおもしろい。おれはおもしろいとおもう。好きである。魅力がある。パンチがある。車内の映像や、おっさんがカブに乗って走っているだけなのに。すごいとおもう。革命だとおもう。ブラボーだとおもう。 映画「オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分」は主演のトム・ハーディというコーカソイドが、ただただ車中の人となり、ハンドフリーの電話で会話しながら、高速道路をひた走る、という演出陣の独善的な革新性が
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