元旦にちきりんさんがお年玉を貯金なんてせずソッコーで使えという記事を書かれていました。 日本人はほんとに貯金好きですよね。 個人金融資産の預貯金の割合が国際的にも突出して高いことが知られていますし(参考)、ちきりんさんの言う通り「好きな物を我慢して貯金する」と言うと褒められるのが日本の日常風景です。日本では「貯金」はもはや美徳の域にまで達していると言えるでしょう。 でも、私も根っからの天邪鬼ですから、ちきりんさんと同じく、貯金を崇め盲信するのはとても危険なことと考えています。 誤解ないように明記しておきますが、ここで言う貯金とは「何か欲しい物があって貯めている貯金」ではなくて「欲しい物はあるけどそれは我慢して、将来の安心のために貯める貯金」のような具体的な目的が無い「貯金」のことを指しています。 前者のような目標額に達したらすぐに使うような貯金は良いんです。 でも後者のような「我慢して何と