「その売却益を投入して私の最後のお遊びに使い果たそうと」「『あー、楽しい人生だった』と満たされた気持ちでリタイアする予定です」レーシングカーで知られる童夢のオーナーがニュースリリースで率直に語っている。 「その売却益を投入して私の最後のお遊びに使い果たそうと考えた訳です」──レーシングカーで知られる童夢グループのオーナー、林みのる氏(67)が、グループ会社を東レに売却するに当たり、ニュースリリースで極めて率直に理由をつづっている。「最後にどうしてもやっておきたい」という車作りが残っており、そのために資金が必要だったのだという。 売却するグループ会社はレーシングカー用カーボンFRP(CFRP)の生産会社「童夢カーボンマジック」とタイの生産子会社。東レは100%子会社化し、自動車向けCFRP部品の設計技術力を強化する。 童夢は林みのる氏が1975年に設立し、ル・マン24時間レース参戦などで知ら
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