韓国の既存メディアへ異論 百家争鳴、保守論客がユーチューブで活躍中(1/2)の続き。 保守ユーチューバーの代表格といえば、前韓国経済論説顧問の鄭奎載氏(62)が挙げられる。鄭氏は7年前の2012年に「pennmike鄭奎載TV」を開設、「自由・真実・市場の価値」をモットーに、時事ネタを中心に幅広く発言している。 弾劾訴追案の可決後(2016年12月)、初めて朴槿恵大統領がインタビューに応じたのも、鄭氏の同チャンネルだった。その日の主要ニュースをアンカーが伝え、それに対して鄭氏がコメントする夕方6時の生放送「pennニュース」など、その雰囲気は、テレビ局の報道番組を見ているのとなんら変わらない。 「趙甲済TV 」を運営する趙甲済氏(73)も、保守言論の重鎮で、ユーチューブのチャンネルのほか、「趙甲済ドットコム」を運営中。日本通としても知られ、第2次安倍政権発足後には、韓国人の記者としては初め