ブックマーク / nyaaat.hatenablog.com (7)

  • 高学歴者が雇用関係から抜け出せないから、サラリーマンの給料が上がらない - ニャート

    社会における立ち位置も考え方もちがう人(Aさんとする)と話をする機会があった。 そこで考えたことをメモしておきたい。 私はAさんを、意見交換できる相手として得難い人だと思い、とても尊敬している。 だから、途中でAさんの選択に疑問を投げかける描写が出てきても、それは決してAさんを批判するものではなく、この文章の構成上やむを得ないものだと思ってほしい。 夢は夢、仕事仕事という選択 Aさんは、高学歴・高収入なサラリーマンである。 だけど、会社員のままではたぶん実現できない夢を持っていて、Aさんの人格の大部分はその夢と理想で構成されているような印象を受けた。 Aさんはとても頭がいい。 これだけ知識があって、話が上手くて、情熱がある人が、やりたいことに取り組まないのは勿体ないし、大げさだけど日社会にとっても損失なのではないかと思う。 定時で帰れるなら夢と仕事を両立できるのかもしれないが、Aさんは

    高学歴者が雇用関係から抜け出せないから、サラリーマンの給料が上がらない - ニャート
  • 生きづらい人々の受け皿がプロブロガーしかない問題 - ニャート

    「4ヶ月で大学を中退し起業します。レールに沿ったつまらない人生はもう嫌だ。」 という記事が、批判を受けている。 批判を受けている理由は、この部分に集約されているように思える。 探していると、ブログでお金を稼げることや実際に何百万も稼いでいる人がいることを知り、 「ブログで月商100万稼げる?大学生で100万稼いでいたらすごくないか?」 これなら自分にもできそうだと思いました。 あと、この学生さんが、はてなで有名な八木氏の率いる有料ブログサロンに入っているから、という理由もある。 八木氏は、ブログで月60万円を稼ぎ、月2700円~4320円+イベント参加費でサロン生に教えている(*一部訂正しました。文末参照) そのため、「レールを降りたのではなく、もっと劣悪なレールに乗りかえただけでは?」と批判されている。 題からずれるかもしれないが、「レールを外れたい」または「意図せずレールを外れた」人

    生きづらい人々の受け皿がプロブロガーしかない問題 - ニャート
  • ブログのこれから、私のこれから - ニャート

    今日は、ただの日記です。 ついにブログタイトルを変えた。 あの、私のゆがんだ自意識とプライドの高さが痛々しかったタイトルを!(「一橋を出てニートになりました」) ふしぎなもので、全世界に向けて、痛々しい記事を公開しつづけていたら、だんだん自虐意識が薄まってきた。 今まで自分のことを、底辺だの負け組だの言ってきたが、今後はマイナスな言葉はできるだけ使わないようにしたい。 また、私には自分でも気づかない偏見があるだろうが、意識して減らしていきたい。 自分の属性(派遣社員とか)を語るのも減らしたいが、論旨によっては出す必要があるので、それ以外はできるだけ減らしたい。 ブログをはじめた時は、パニック障害で挫折した自分を受けいれることができていなかった。 だけど最近、「いろいろあったけど、今の私でもいっか」と『心から』思えるようになってきた。 それは、やりたいことがクリアになってきたからだろう。 最

    ブログのこれから、私のこれから - ニャート
  • 引きこもりが再び働きはじめた朝に - ニャート

    人生において何回か、「壁を乗り越えないといけない時」があると思う。 私にとってそれは、長く引きこもった後に、再びバイトを始めた最初の日の朝だった。 私は、過労の末に、パニック障害になった。 パニック障害とは、激しい動悸や胸痛、呼吸困難という症状とともに、「このまま死んでしまう」という強い不安感に襲われる病気である。 一度は寛解し、働いていた時期もあったが、再発してしまった。 実家に引きこもっていたのは、この再発時期である。 病気が再発して、私はひどく絶望していた。 そうした心理もあってか、初回より再発時の方が症状が重かった。 パニック発作に加えて過呼吸を併発し、私は発作を恐れるあまり、外に出られなくなっていた。 そんな時に出合ったのは、CG動画制作だった。 まだYouTuberという言葉もなく、動画が金に直結しない牧歌的な時代。 純粋な楽しさから、動画を作ってはニコニコ動画にアップロードし

    引きこもりが再び働きはじめた朝に - ニャート
  • ネットのつながりと、自分の闇を言葉にすること - 一橋を出てニートになりました

    (※個人的な内容なので、興味がない方はスルーしてください) 私には、はてな内でやり取りがある人は、2~3人くらいしかいない。 その方たちとは自然に知り合った。それで満足している。 ブログの成功(って何だ?)のためには、もっと知り合いを作るべきなのだろう。 だが私がそれをしない理由は、2つある。 1つ目は、「はてなブロガー同士で、ブックマークのお返しをしない友情は成立するのか」疑問だからだ。 例えば、だれかと知り合いになったとする。 互助会「っぽい」人だと、私のブログをブックマークしてくれる。 でも、私はブックマークを返さない(記事が私にとって面白ければ、もちろんブックマークする)。 相手はそれで満足か? そんな訳ない。 よくホッテントリに上がるブログは、大体同じ人たちがブクマしてるけど、毎日毎日すかさずブクマできるのはホントすごい。 私なんて、好きなブロガーさんが最近面白そうな連載をしてい

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  • 保育士の給料はなぜ安いのか #保育士辞めたの私だ - ニャート

    「保育園落ちた日死ね!!!」から始まった保育園論争だが、Twitterで「#保育園落ちたの私だ」というハッシュタグで保育園に入れない実情を訴える人々とともに、「#保育士辞めたの私だ」タグを使い、保育士が薄給かつ劣悪な労働環境であると訴える動きが出てきた。 この記事では、保育士の給料はどのくらい安いのか、そしてその理由について、公務員とそれ以外の保育士との給与格差や、来人件費に使うべき運営費の使い途などから考察する。 公務員とそれ以外の保育士との給与格差 保育園は、公営と私営に分かれている。 そのため保育士も、公務員(公立保育園の正規職員)と公務員以外(公立保育園の非正規職員、私立保育園などの正規・非正規職員)に分かれる。 公務員以外の保育士の給料について、厚生労働省の「平成27年賃金構造基統計調査」を参照する。 保育士(公務員以外)の所定内給与は、約21万3,000円である。 (※所

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  • 産休・育休で「女の敵は女」を生み出す社会の構造 - ニャート

    産休明けの社員が、同じ部署に戻れず、子供が発熱すると早退して保育園に迎えに行かなければいけないので、社内の雰囲気も悪くなり、結局1年もしないうちに退職した、という記事を読んだ。 産休明けの社員さんのこと そうだ、保育園に入れないのも日死ねだが、保育園に入れても日死ねの状況になるのだと、友達から聞いた話を思い出した。 女性の活躍と福利厚生の充実を謳う会社の実態 友達の会社は、東証一部上場企業で、「女性が活躍でき、福利厚生が充実」との広報宣伝が功を奏して、一時期は「就職したいランキング」の上位に入ったこともある会社だ。 (なお、実際は激務でうつ病等での離職率が高いため、実態がネットで知られた今はランキング圏外となっている) 男女の比率は4:6で、男性は管理職に多いため、現場では若い女性が圧倒的に多い印象を受ける。 だが、一般的な大企業なら、40代・50代の女性も職場にいて、年を重ねた時にど

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