セ、パ両リーグは25日、今季のベストナインを発表。日本ハムの大谷翔平投手(22)が「投手」と「ベストDH」のダブル受賞を達成した。 ベストナインはポジションごとに、そのシーズンで最も優秀だった選手をプロ野球取材歴5年以上の担当記者らの投票で決める。今季からベストナインの投票規定が変更。昨季までは同一選手を複数ポジションに投票した場合は無効とされていたが、投手と野手の重複投票が認められた。大谷の投打にわたるハイレベルな活躍が認められての規定変更だったが、変更最初の年に「二刀流受賞」を決めた。 有効投票総数245票の中で、大谷は投手として111票を集め、2年連続2回目の受賞。2位の石川(ロッテ)は69票だった。ベストDHは190票を集めて初受賞。2位のデスパイネ(ロッテ)の47票に大差をつけた。 また、セ・リーグでは、球団25年ぶりの優勝を果たした広島から、鈴木ら最多5人が選出。史上初の