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ブックマーク / parashuto.com (13)

  • ウェブデザインにおけるline-heightについて

    ウェブデザインにおけるline-heightってけっこう曲者で、CSSを理解してデザインしないと「空き」の設計が破綻したりコーディングで苦労することになります。FigmaやAdobe XD、Affinity Designerなどのグラフィックアプリでline heightの扱いが異なるので、使うツールの挙動を理解するのも大切です。 ということで、今回はCSSline-heightについてまとめてみます。 実は調べれば調べるほど奥が深いCSSline-heightの世界ですが、まずは基礎からまとめていこうと思います。 目次 以下はページ内のセクションへのリンクです。 CSSline-heightでは文字の上下にスペースができる ウェブで使われるハーフ・レディングとは 印刷とウェブにおけるレディングの違い デザインツールでのline heightの扱いの違い 上下のハーフ・レディングを帳

    ウェブデザインにおけるline-heightについて
  • IE11でflex-basisの値にbox-sizing: border-boxが効かないバグ

    前回の記事に続き、IE11でのflexbox関連のバグについてのメモです。たくさんあるflexbox関連のバグ ですが、自分なりに1つ1つ整理していこうと思います。 今回はbox-sizing: border-box;関連のflexboxのバグです。ぱっと見では気付きにくい可能性があるので注意が必要なバグです。 バグの詳細 IE11ではbox-sizing: border-box;が指定されていても、flex-basisに指定した値がbox-sizing: content-box;をベースに計算されてしまいます。そのため、flexアイテムにborderやpaddingが指定されていると想定通りのレイアウトになりません。 対処法1 当該のflexアイテムにmax-widthを指定する。 flex: 1 1 75%; max-width: 75%; padding: 0 4rem 0 0; 対

    IE11でflex-basisの値にbox-sizing: border-boxが効かないバグ
  • IE11でflexプロパティに書いたcalcが機能しないバグ

    先日遭遇したIE11のflexbox関連のバグをメモっておきます。周知のバグだと思いますが、自分で書くと脳に定着しそうだしw バグの詳細 以下のように、flexショートハンド・プロパティのflex-basisにcalcを使って値を記述すると、IE11で機能しないため無視されてしまいます(IE10も同様)。 flex: 1 1 calc(25% - 1rem); 対処法 IE11の場合は、以下のようにflexプロパティをロングハンドで記述すればなおります。 flex-grow: 1; flex-shrink: 1; flex-basis: calc(25% - 1rem); IE10に対応したい場合、flex-basisをautoにしてwidthでcalcを使うと良いらしいです(すみません、テストしてません)。 メモ Edgeでも同様のバグがあったそうですが修正されています。 MS Edge

    IE11でflexプロパティに書いたcalcが機能しないバグ
  • ウェブ制作に役立つAffinity Designerの使い方と注意点

    12月9日(月)に開催されたAffinity User Gruop JAPANミーティング #3 で「ウェブ制作に役立つAffinity Designerの使い方と注意点」という内容でお話しをしてきました。当日お話しした内容に少し情報を追加してこのブログでもご紹介します。 目次 以下はページ内のセクションへのリンクです。 動画版もあります はじめに アジェンダ Affinityツールを好きな理由 フル機能iPad版もある、プロ向け格ツール Affinity Designerが一番好き! Affinityツールに向いているプロジェクト こんなふうに使ってます Affinityスイートの抜群の互換性 ウェブ制作に役立つ便利な使い方 複数解像度の画像書き出し機能 違う種類の画像の書き出し 書き出すスライスの追加方法 アセットとシンボル機能 レスポンシブ・デザインに便利な「制約」機能 アートボー

    ウェブ制作に役立つAffinity Designerの使い方と注意点
  • Affinity Designerの使い方: 初めて使ったときに戸惑ったことのまとめ

    Affinity Designerを初めて使った時に戸惑ったことをまとめてみました。最初の戸惑いをクリアすれば、すごく使いやすくサクサク動くオススメのアプリです。無料試用版 もあるので、ぜひ、お試しください。 2022年11月9日にAffinity Designerのバージョン2が公開されました。この記事の内容はバージョン1の情報です。バージョン2では大幅なUIの刷新(レイヤーパネル周りも結構変わりました!)が行われており、バージョン1とは画面の見た目や機能自体が違うものもありますのでご注意ください。 目次 初心者向けAffinity Designerの使い方シリーズ Affinity Designerがおすすめな理由 使いはじめに戸惑ったこと 1. ツールバーやパネルの表示の調整 2. レイヤーまわりの操作 3. カラーピッカーの使い方 4. ペルソナ(操作モード)の使い方 5. Com

    Affinity Designerの使い方: 初めて使ったときに戸惑ったことのまとめ
  • WordPressの投稿でSVG画像を使えるようにしても、OGPやTwitter Cardsで対応してなかった件 – Rriver

    WordPressの投稿でSVG画像を使えるようにしても、OGPTwitter Cardsで対応してなかった件 イメージオプティム でPNG画像を最適化すると、やたらと時間がかかるなぁと思ってTwitterでつぶやいたら「さっさとSVGに行けと言う啓示なのでは?笑」というコメントをいただきました(笑)。最近このブログに使う画像はSVGに最適なイラストが多いですし、ファイルサイズを小さくできて高解像度のディスプレーにも対応できるので確かにメリットがありそうです。 そこで早速WordPressの投稿にSVG画像をアップしようと思ったんですが。。。メディアアップローダーでは以下のようなメッセージが出てきてアップさせてもらえませんでした。デフォルトではサポートされてないんですね。ちょっと驚きました。 ということで、今回はWordPressの投稿でSVGを使うために必要なカスタマイズや関連する設定

  • デザイナーやディレクターも知っておきたい、ページ表示速度の高速化の基本

    スマホからウェブにアクセスするユーザが増え、ウェブサイトの表示速度の高速化がより重要な制作の課題になっています。1ページもののサイトなら、フロントエンドエンジニアが一人で実装できるかもしれませんが、ある程度の規模のウェブサイトではワークフローやサイト全体の設計にも関わってきます。また、表示速度の高速化の方法を知らなければ、最適化しやすい、より高度なデザインは実現できないでしょう。エンジニアだけでなく、デザイナーやディレクターがこういった情報を知っていれば、よりスムーズに結果を出せるウェブサイト制作ができるはずです。 ページ表示速度の改善にはいろいろな方法がありますが、この記事では一番効果がありそうなところから攻めていきたいと思います。自分もまだまだ勉強中なので、まずはfilament groupのScottさんの記事 やClearleftのJeremyさんの記事 を参考に、フロントエンド

    デザイナーやディレクターも知っておきたい、ページ表示速度の高速化の基本
  • なんでもかんでもpicture要素を使えばいいわけじゃない!レスポンシブ・イメージ実装の際の注意点

    画像表示のマルチデバイス対応をHTMLCSSのみで実現できる「レスポンシブ・イメージ」ですが、効果的な使い方をするには、いくつか注意点があります。プロダクション・サイトで使えるようになるまでにはもう少し時間がかかりそうですが、基礎と注意点くらいは今から覚えておいても良さそうです。 Cloud Fourというアメリカの制作会社のブログ で、<picture>要素の使い方について注意を促していて、とても重要な情報だと思ったのでこちらでもシェアします。先日書いたレスポンシブ・イメージとPicturefill 2のまとめとあわせて、近い将来、レスポンシブ・イメージ実装の参考になれば幸いです。 まずは推奨の記述方法から レスポンシブ・イメージ実装の際に推奨されるHTMLの記述方法は以下のとおりです: とりあえず、これだけ覚えておけば、細かいところはこの記事をはてブ しておいて、使う時にもう一度見な

    なんでもかんでもpicture要素を使えばいいわけじゃない!レスポンシブ・イメージ実装の際の注意点
  • Appleがトップページで自動送りカルーセルをやめた理由

    残念ながらページ全体のキャプチャをとっていなかったので下までお見せできませんが、ページのメイン要素となるカルーセルの下にはフッターしかありませんでした。ほんとですw そして、おぉ、さすがApple。 ここでも思い切った選択をしたな〜と思っていたわけです。 ところが! 数日後にもう一度トップページを見てみたら、あの懐かしの4つのボックスが戻っているではないですか!? 実は、このレイアウト(巨大ヒーローイメージと4つのフィーチャーボックス)が、何年も続いたAppleの鉄板レイアウトだったわけですが、先日のリニューアルでこのフィーチャーボックスがなくなっていて「ついに、あれもお亡くなりになられたか」と、密かに悲しんでおりました。 その後のこの華麗なカムバックです。 かなり興奮してしまいました。 しかも、スタイルも細かいスペースや背景の扱いがよりシンプルなものに更新されています。 iPadでみると

    Appleがトップページで自動送りカルーセルをやめた理由
  • レスポンシブな時代に必要なWebディレクターの7つの心得

    先日、僕の恩師のウェブ制作会社で開催された勉強会で「レスポンシブWebデザインのワークフロー」についてお話させていただいたんですが、その際に「意思決定層との密なコミュニケーションをとり、スムーズに開発を進めていくために、苦労した点や工夫した点」について質問をいただきました。その回答をまとめたので、このブログでも共有したいと思います。今回まとめたものはレスポンシブWebデザインでの制作に特化した内容ではないですが、以下に挙げるようなWebディレクターとしての基礎知識やスキルが、レスポンシブWebデザインのような柔軟な対応を強いられる制作では大切になると感じています。 Question: 意思決定層との密なコミュニケーションをとり、スムーズに開発を進めていくために、苦労した点や工夫した点を教えてください。 Answer: どれもディレクターとして基的な内容になりますが、僕は以下のようなことを

    レスポンシブな時代に必要なWebディレクターの7つの心得
    sakimoridotnet
    sakimoridotnet 2013/05/28
    ”「これをやっている意味は?」「そもそもの目的は?」”
  • レスポンシブWebデザインは臨機応変に使うのが良い

    「レスポンシブWebデザイン」が題に入るを書いてはいますが、レスポンシブWebデザイン(RWD)という手法を選択しなければならない、絶対にRWDでなければならないという理由はないと考えています。なぜなら、プロジェクトごとに向き不向きはありますし、そもそも発注側の企業文化や制作会社との相性、信頼関係の深度などによっては、RWDという制作の手法が向いていない可能性もあります。 そう考えると、なんでもかんでも安易にRWDで良いかというと、そうでもないように思います。長期的な視野で考えるとRWDのような手法が良いと考えていますが、だからといって現段階でそれが唯一の方法だとは考えていません。ゼロか百かの選択肢だけじゃなく、必要な場合は、ちょっとレスポンシブという臨機応変な対応もありですし、プロジェクトによっては個別スマホサイトを作ったほうが良いケースもあるかもしれません。 では、ウェブサイトの制作

    レスポンシブWebデザインは臨機応変に使うのが良い
  • レスポンシブWebデザインで使えそうな2つのテーブル実装例

    以前の投稿で書きましたが、レスポンシブWebデザインでサイトを制作する際の課題の一つは、データの多いテーブルの見せ方です。その課題をクリアする「この方法なら行けるかも!」と思えるものが2つほどあったのでご紹介します。 どちらも甲乙つけがたい良い実装例で、技術的な問題がなければレスポンシブなテーブルの代表的な実装手法になっていくのでは?と思っています。 ドロップダウンでカラムの表示・非表示を選択 まずは、レスポンシブWebデザインの情報を探していると良く出てくるボストンの制作会社、Filament GroupのMaggie Costello Wachsさんが考案したものをご紹介します。オープンソース(GPL License)で、コードは自由に使って良いようです。 以下の画像のように、ドロップダウンメニューを実装して、カラムの表示・非表示をチェックボックスでコントロールできるようになっています

    レスポンシブWebデザインで使えそうな2つのテーブル実装例
  • 次世代HTMLの新仕様「レスポンシブ・イメージ(仮)」についてまとめてみた

    レスポンシブWebデザインを実装する際、画像の扱いは一つの課題として残っています。現在、PHPを使用した「Adaptive Images」やJavaScriptを使った「Responsive-Images」などが現実的な対応策としてありますが、どちらもApacheの設定を必要とします。レスポンシブWebデザインが広まって標準的な実装方法の一つになろうとしている今、サーバサイド技術に依存しない解決策が早急に求められています。 そんな中、HTMLの仕様策定の一端を担うWHATWG(Web Hypertext Application Technology Working Group – ワットダブルジーと読む)で、新たな仕様が検討されています。 では、どんな議論がされていて、今どんな状況なのか? なかなか複雑なことになっているようなので、調べてまとめてみました。 ※この記事は、レスポンシブWeb

    次世代HTMLの新仕様「レスポンシブ・イメージ(仮)」についてまとめてみた
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