偏見差別って、なかなか理解できません。またこの調査と報道は、偏見差別の実態と同時に、国民がアイヌ問題をどう理解しているのかという調査です。大きな問題は、ギャップです。 ■アイヌ72%「差別感じる」=国民全体2割弱、ギャップ鮮明アイヌへの差別や偏見が「ある」と答えた割合は、アイヌ自身が72.1%に上ったのに対し、国民全体では17.9%にとどまり、双方の認識ギャップが浮き彫りになった。 出典:アイヌ72%「差別感じる」=国民全体2割弱、ギャップ鮮明―政府調査 時事通信 2月26日 この調査は、差別の実態や理由を分析するため、アイヌの人々に対象を限定し初めて全国で実施した意識調査です。 その結果、アイヌへの偏見差別が存在していると感じているアイヌの人が7割もいるのに、そのような偏見が存在していると感じている国民は2割しかいなかった、このギャップは問題であるという報道です。 内閣官房アイヌ総合政策