22/07/08 大阪大学産業科学研究所フレキシブル3D実装協働研究所とダイセルは、新たな銀膜接合技術の開発により2・5Dと3D用のマイクロバンプ(チップのI/O端子の高密度化に応えるための技術)接合において、低温(セ氏180ー250度)、低加圧(0-0・4メガパスカル)、短時間(10 分)、直径20マイクロメートル、ピッチ150マイクロメートルのCu(銅)-Ag(銀)マイクロバンプ接合を実現した。 今回開発した接合技術は、伝統的なCuマイクロバンプ上に銀スパッタ膜を付与し、銀膜成長した銀ヒロック(薄膜表面に発生する突起)により、低温、低加圧および大気中の条件での短時間接合を実現したもの。 現在、最先端20マイクロ?のダイ接続にはCuピラーにはんだめっきが使われているが、生産性に劣りコスト高となっている。20 マイクロ?を切るさらなる微細化レベルの実現には、はんだの限界を打ち破る特性が期待
22/02/09 自動車を中心に軽量化実現のために期待されるのが、鋼やアルミ、CFRPなど異素材を組み合わせたマルチマテリアル技術。溶接・接合が実用化に向けたカギとなる。新構造材料技術研究組合(岸輝雄理事長、ISMA)は1月31日、輸送機器の軽量化を目的に素材や加工技術の開発を産学官連携で行う「革新的新構造材料等研究開発」の2021年度成果報告会をオンラインで開催した。岸理事長は新たに「マルチマテリアル連携研究ハブ」(仮称)を創設し、大阪大学を接合分野の拠点とする方針を明らかにした。22年度のプロジェクト終了後も、研究機関を連携することで、開発成果の産業界への応用を目指す。 ISMAプロジェクトは、2013年から経済産業省の「未来開拓プロジェクト」の一貫として実施。自動車や航空機、高速鉄道など輸送機器の抜本的な軽量化を目的とする。 ハイテンやアルミ、チタン、マグネシウム、CFRPといった新
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く