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歴史と古生物に関するsakstyleのブックマーク (2)

  • スペクタクルとしての動物──動物園というイデオロギー装置 | 松浦寿輝

    スペクタクルとしての動物──動物園というイデオロギー装置 | 松浦寿輝 Animal Spectacle: The Zoo as an Ideological Apparatus | Matuura Hisaki けだものが脱走する 一八五〇年三月二〇日の夜更け、パリ植物園附設の動物園(La Ménagerie)の檻から、一頭の巨大な狼が脱走する。鎖を引きちぎり庭園の暗がりの中に駆けこんだ獰猛な野獣を捕獲すべく、銃で武装した捜索隊がただちに編成される。だが、現在のように至るところ庭園灯で煌々と照明されているわけではない時代のことでもあり、真夜中のパリ植物園に潜む一頭の獣を松明をかざしながら捜し回るのはなかなか容易なことではない。こんもり茂った木立や池、深い排水渠、アトラクション用の迷路などがあちこちに配置されているこの庭園の変化に富んだ地形が捜索をいっそう困難にする。ようやく二時間後、四方

    スペクタクルとしての動物──動物園というイデオロギー装置 | 松浦寿輝
    sakstyle
    sakstyle 2023/06/23
    『10+1』の連載(1998年)「知の空間=空間の知 8」(『知の庭園』)/後半に古生物のスペクタクルについて。水晶宮やフィギエ『大洪水以前の地球』のリユーの挿絵など/「楽しい科学」としてのイメージの愉楽
  • ヘレン・ブッシュ「海辺の宝もの」 - ひとやすみ読書日記(第二版)

    海辺の宝もの 作者: ヘレンブッシュ,佐竹美保,Helen Bush,鳥見真生出版社/メーカー: あすなろ書房発売日: 2012/04メディア: 単行 クリック: 12回この商品を含むブログを見る 以前「メアリー・アニングの冒険」を読んだ*1、イギリスの化石発掘業者メアリー・アニングの少女時代を描いた児童文学。伝記というより小説だけれどまあいいでしょ。メアリーが兄のジョセフと共に父に連れられて海辺の「変わり石」を集め始め、父親を亡くした後も自立して化石採集を続け、わずか12歳で世界で初めて魚竜イクチオサウルスを発見するまでのエピソードを子供向けにやさしく書き起こしたもの。児童向けということで説明的なセリフも多いですし、演出や誇張は多かろうとは思いますが、おおむね小さな女の子が頑張って偉業をなすようなお話です。ヘンリー・デ・ラ・ビーチも出てくるけれどまあその、清いもので(何) 読んでみたき

    ヘレン・ブッシュ「海辺の宝もの」 - ひとやすみ読書日記(第二版)
    sakstyle
    sakstyle 2017/03/22
    「このメアリー・アニングが学研ひみつシリーズ「恐竜化石のひみつ」でマンガに採り上げられていたのだけれど、それは旧版の話で、現行版では兄ジョセフのエピソードに差し替えられているらしい。」へえ
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