あらすじ 姫里マリア なんでも弁当ののり弁を食べるセイラときいの元に、ティアラがやってきて「マリア見なかった?」と声をかける。 今日は長寿番組【密着!アイドルお嬢様!】の収録日なのだが、出演するアイドル姫里マリアの姿がどこにも見えないのだそう。 「あ!いた!!」 きょろきょろと周囲を見渡すティアラの視線の先に、マリアとそらの姿が見える。 コスメに詳しいマリアは、そらのデザインした新しいドレスに似合うマニキュアを塗ってあげていたのだ。 「綺麗な色だな。」 「マリアちゃん、メイクとかネイルすっごく詳しいもんね。」 ティアラと共にマリアたちに近づいたセイラときいは、そらのネイルを見ながらそう述べる。 「あたしもやってほしい。」 「喜んで。…あっ…。」 マリアがセイラの手をソッと握った瞬間、脳裏にあるイメージが思い浮かぶ。 それは高原に咲く、美しいデイジーの花畑であった。 「学園長…ドレスのデザイ