ミス・ユニバース日本代表に選ばれた宮本エリアナさん(20)は、長崎県佐世保市の出身で、日本人の母親とアフリカ系アメリカ人の父親を持つ。ハーフとして初めて日本代表になった彼女は「日本と世界から人種への偏見をなくしたい」と訴えている。 宮本さんは5月1日、ハフポスト日本版のインタビューに応じ、ハーフが日本代表になったことがないと聞き、ミス・ユニバースへの出場を一度は見送っていた。しかし、2014年春に自分と同じハーフの友人が、自らのアイデンティティを見つけられず、悩んだ末に自ら死を選んだ。それをきっかけに「ハーフへの偏見や差別をなくすためにも出場することを決意しました」と話した。