ディズニーのキャラクターをテーマにした玩具。英ロンドンで(2012年10月31日撮影、資料写真)。(c)AFP/LEON NEAL 【10月26日 AFP】ディズニー(Disney)などが描く「プリンセス(お姫さま)」に厳しい視線が集まっている──。男女それぞれの固定観念を刷り込むことが、少女らにとって不利益になりかねないという懸念の広がりを背景に、昨今では、子ども向けテレビ番組の制作会社に対して、より冒険心あふれる女性キャラクターを生み出すべきとの要望が強まりつつある。 ディズニーに対しては、典型的な「お姫さま像」を執拗(しつよう)に売り込むことにより、幼い少女らの視野を狭め、「体形コンプレックス」問題に拍車を掛ける有害な「お姫さま文化」をあおり立てているのではないかという批判がある。 これを受けて同社は今月、プリンセスになるための10か条を掲げたポスターを制作し、少女らに「悪を正そう」