今月1日に20歳になった天皇皇后両陛下の長女の愛子さまは、5日、皇居で成年の行事に臨み、報道陣からの祝意に「ありがとうございます」と笑顔で一礼してこたえられました。 宮内庁によりますと、愛子さまは午前中、皇室の祖先などをまつる宮中三殿に参拝したあと、宮殿で、天皇陛下から「宝冠大綬章」と呼ばれる勲章を授けられました。 そして、昼すぎに天皇皇后両陛下への成年のあいさつを終えると、宮殿の「西車寄」で待つ報道陣の前に姿を見せられました。 ティアラと呼ばれる髪飾りや勲章を身につけた白いロングドレス姿の愛子さまは、少し緊張した様子で一礼し、報道陣から「愛子さまおめでとうございます」と声をかけられると、「ありがとうございます」と笑顔でこたえ、再び一礼してほほえまれました。 愛子さまは、続いて上皇ご夫妻にあいさつをするため、東京 港区にあるご夫妻の仮住まい先を初めて訪れ、門の前では車の窓を開けて集まった人