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ブックマーク / xtech.nikkei.com (51)

  • 富士通、CEPやテキスト分析ソフトなどビッグデータ活用製品群を発売

    富士通は2012年4月23日、同社のビッグデータ活用ソフトウエア製品群を「Big Data Platform」「Big Data Middleware」の二つに整理し(写真1)、CEP(複合イベント処理)ソフトやテキスト分析ソフト、インメモリーキャッシュを使用した高速なトランザクション処理ソフトなどを販売すると発表した。 同社が2012年1月に開始したクラウドサービス「データ活用基盤サービス」で使用するものと同じソフトを、ユーザー企業の社内(オンプレミス)で利用可能にした(関連記事)。 Big Data Platformは、並列分散処理ソフトと、CEPソフトの二つで構成する。富士通は2012年2月に、並列分散処理ソフトとしてオープンソースソフトウエア(OSS)の「Hadoop」をベースにした「Interstage Big Data Parallel Processing Server V1

    富士通、CEPやテキスト分析ソフトなどビッグデータ活用製品群を発売
  • 現実世界の変化をつかむ「CEP」、応用範囲広がる

    企業がこれまで考えもしなかったことや、これまで不可能だと思っていたことを実現できる、そんなIT(情報技術)が続々と登場している。背景にあるのは、「ビッグデータ」の台頭だ。ビッグデータとは、従来のコンピューティング技術では短時間で収集・解析するのが難しい、膨大な量のデータのこと。グーグルの検索サイトやTwitter、Facebookなどビッグデータを扱うサービスが普及し、それらを支える最先端のITが身近なものになってきたのだ。今回は、現実世界の変化をリアルタイムで把握できるようにするデータ処理技術「CEP(複合イベント処理)」に迫る。 構造物の異常を常時監視したり、交通渋滞を事前に検知したりする――。現実世界の変化を表すリアルタイムデータの活用で、情報システムの可能性はぐっと広がる。 リアルタイムデータの分析を可能にするのが、「CEP」や「ストリームデータ処理」と呼ばれるデータ処理を行うソフ

    現実世界の変化をつかむ「CEP」、応用範囲広がる
  • [インタビュー]方法論至上主義に警鐘、急成長「LINE」を生んだ企画プロセス

    新事業、新サービスを開発する際に必要なものは何か。最近注目を集めるコミュニケーションサービス「LINE」やキュレーション・プラットフォーム「NAVERまとめ」などの開発に携わったNHN Japan執行役員の島村武志氏(写真1)に、新サービス開発の実践方法、リーダーの役割を聞いた。 新しいサービスや事業を始めるときに意識しているのはどんなことでしょうか。 最初の戦略的な立場が肝になります。最終的なゴールがどれくらいの規模になるのかイメージできないと、どう投資すればいいか分かりません。 最大の可能性から逆算的に今やることを考える 私たちが開発したNAVERまとめやLINEは、無計画に始めたわけではなく、獲得できる最大のパイを最初に考え、逆算的に今やることを考えました。LINEそのものが最初から考えられてきたというよりは、漠然と「基盤を作らないといけない」というゴールがあって、そのゴールに向けた

    [インタビュー]方法論至上主義に警鐘、急成長「LINE」を生んだ企画プロセス
  • 日立、東大と開発中の「超高速データベースエンジン」を製品化

    日立製作所は2012年5月28日、東京大学と共同開発を進めている「超高速データベースエンジン」を製品化し6月7日に販売開始すると発表した。超高速データベースエンジンは「非順序型実行原理」に基づいてデータ処理することで、従来型データベースエンジンに比べて、大幅な検索性能向上が図れるという。今回、日立のサーバーおよびストレージを組み合わせた高速データアクセス基盤製品「Hitachi Advanced Data Binder プラットフォーム」として提供する。出荷は6月29日、価格は個別見積もりである。 超高速データベースエンジンの研究開発は、日立と東大が2010年3月から取り組む「最先端研究開発支援プログラム」に基づく(関連記事)。最終目標は2013年度中に、従来型データベースエンジンに比べ800倍程度のデータ検索性能を達成することである。今回、研究開発の成果を生かし、従来比で約100倍の検索

    日立、東大と開発中の「超高速データベースエンジン」を製品化
  • 100万件では専用ツールが最速

    実際に構築するHadoopのシステムでは(a)インポートや(d)エクスポートのように、扱うデータ量に依存し、Hadoopのノード数を増やしても性能が向上しない処理があり、そこがボトルネックになり得る。いかに効率良くRDBMSからデータをインポート/エクスポートするかが非常に重要だ。 ここでは、(a)インポートに焦点を当て、「JDBCドライバを使用して標準SQLでアクセス」「米Clouderaが提供するデータ転送ツールsqoopを使用」「MySQLの独自機能を利用したダンプ」の3通りの方法を試した(図4)。

    100万件では専用ツールが最速
  • 日本IBM、Hadoop分析ソフト新版でストリーム/CEPソフトを同梱

    IBMは2012年6月14日、大量データ分析ソフトの新版「IBM InfoSphere BigInsights V1.4」を発表した。6月15日に出荷する。新版では、ライセンス価格を変更することなく、別製品のストリーム処理ソフト「IBM InfoSphere Streams V2.0」を同梱した。蓄積された非構造化データの分析に加え、リアルタイムに流れてくるデータの処理/分析が可能になる。 BigInsightsは、大量のデータを分析するシステムをHadoopを使って構築するためのミドルウエアである。Hadoopを活用するためのツール群を、企業向けにパッケージ化している。MapReduce処理を扱いやすくする上位言語(Jaql、Pig、Hive、その他)、統合開発環境、ジョブスケジューラー、ワークフローエンジンなどを一式提供する。 一方、今回BigInsightsに同梱して提供するSt

    日本IBM、Hadoop分析ソフト新版でストリーム/CEPソフトを同梱
  • 情報セキュリティ入門

    コンピュータやネットワークが一般社会に浸透し,情報を扱う利便性は向上してきました。しかし利便性の向上は,同時にセキュリティの低下も招きました。サービスの利便性を享受するには,自分の身は自分で守り,他人には迷惑をかけないようにしていかねばなりません。 この連載コラムでは, ●情報セキュリティに関する知識を増やしたい ●何をすればどうなるのかはわかっているけれど,その舞台裏を知りたい ●情報セキュリティ関連の資格試験を受験するための基礎知識を固めたい という方々を対象に,知っておきたい情報セキュリティの概念,技術,規約などを解説していきます。 忙しい方は,各回の冒頭にある「ポイント」だけを読んでいただければ話の大枠は理解できるようにしました。ポイント部分に目を通して興味がわいてきたり,自分の弱点だと感じたら,そのあとに続く文もぜひ読んでみて下さい。 毎週水曜日に1ずつ記事を掲載して行く予定

    情報セキュリティ入門
  • NTTデータが数理システムを買収、ビジネス分析事業を強化

    NTTデータは2012年2月15日、数理システムの全株式を取得し、完全子会社化すると発表した。同日、株式の80%を取得した。2013年6月下旬までに株式を100%取得して完全子会社化する。NTTデータは、数理システムが持つデータマイニングなどのソフト技術や人材を取得することで、ビジネスアナリティクス事業を拡大。2016年度までに同事業を100億円規模にすることを目指す。 数理システムは1982年の創業で、データマイニングや最適化などに関するパッケージソフトの開発・販売や、分析コンサルティングサービスなどを手がけてきた。従業員数は81人。NTTデータは数理システムの技術や人材を、ビジネスインテリジェンス(BI)事業で活用するほか、センサー網を活用した「M2Mクラウドプラットフォームサービス」などにも活かせるとしている。

    NTTデータが数理システムを買収、ビジネス分析事業を強化
  • 第2回「ソーシャルメディアなら人脈増えるんだろ?」という上司

    この連載では、Facebookを中心とした「ソーシャルメディア」を企業でどのように導入するかをテーマにしている。前回は「ソーシャルメディアはあくまで道具であり、使う人の「リアルな仕事」の優劣によって価値が変化する」という説明をした。リアルな仕事に戦略性がなければソーシャルメディアは「使えないツール」になり、リアルな仕事が優れていれば、「非常に便利なツール」になるということだ。 筆者はこれを「ソーシャルメディアはリアルを忠実に写す鏡」と説明している。各方面から「ソーシャルメディアが何の役に立つのか分からない」「結局、使えないものでは」という声を聞くことも多いが、そういう人によくよく聞いてみると「リアルにやるべきこと」が深く考えられていないことが多い。要は「ソーシャルメディアが悪い」のではなく、「人間が悪い」のである。 目標と効果と手段についてリアルでどうするかを考える ソーシャルメディアは道

    第2回「ソーシャルメディアなら人脈増えるんだろ?」という上司
  • 「2012年はビッグデータ、ソーシャルビジネス、セキュリティに注力」---日本IBM

    IBMは2012年1月23日、ソフトウエア事業の戦略説明会を開催。同社ソフトウェア事業担当常務執行役員のヴィヴェック・マハジャン氏(写真)は、2012年の重点領域として、「ビッグデータ」「ソーシャルビジネス」「セキュリティ」の3つを挙げた。 ビッグデータ分野における同社の主要ソフトウエア製品には、非構造化データを扱うHadoopベースの分析プラットフォーム「InfoSphere BigInsights」、2010年に買収した構造化データ向け高速分析エンジン「Netezza」、高頻度に発生する大量データをリアルタイムに処理する「InfoSphere Streams」などがある。 マハジャン氏は、「ビッグデータ活用のためには、構造化/非構造化データなど多様なデータの分析(Variety)、マイクロ秒単位で発生し続ける超大量データの分析(Velocity)、ペタ/ゼタバイト単位の計算量(Vo

    「2012年はビッグデータ、ソーシャルビジネス、セキュリティに注力」---日本IBM
  • “我が事化”して初めて本音、Facebookにはもっと冷静に対処しよう

    “我が事化”して初めて音、Facebookにはもっと冷静に対処しよう エイベック研究所 代表取締役社長 武田 隆氏 Facebookなどのソーシャルネットワークを企業のマーケティングに生かそうとする動きがここ1-2年活発だ。だが一方でその効果を疑問視する声も出始めている。ネット上のコミュニティを活用したマーケティングサービスを提供するエイベック研究所の代表取締役社長であり、「ソーシャルメディア進化論」の著者でもある武田 隆氏は、“Facebook万歳”的な“オープンになろう”といった風潮に警鐘を鳴らす。その理由やソーシャルネットワークによるマーケティングの現状を聞いた。 最初にFacebookの企業利用の現状について聞かせてください。 企業はFacebookに対してもっと冷静に対処しよう、と言いたい。“Facebook”万歳の論調がマーケッターの期待値を上げるだけ上げているが、現実は違う

    “我が事化”して初めて本音、Facebookにはもっと冷静に対処しよう
  • ビッグデータ革命

    ペタバイト級のデータを収集・分析し、その結果を活用する---。「ビッグデータ」に挑む企業が増えている。事象の変化への対応、意思決定などを人の知性を超えた確かさで行える情報システムが急速に実現可能になってきたためだ。ビッグデータはビジネスの在り方、ひいては産業構造を変える力を秘める。その革命の実態に迫った。 目次

    ビッグデータ革命
  • データベースの内部動作を知る

    SQLのプログラミングは奥が深い。特にパフォーマンスの観点から、そう言えるだろう。 みなさんご承知の通り、同じ結果を出すプログラムでも、SQLの書き方次第で処理時間に何倍もの差が生じ得る。効率の悪いSQLを書いてしまう原因は、多くの場合、リレーショナルデータベースの内部動作やアプリケーションに関する理解不足である。両者をよく知った上で最適なSQLを書けるようになることは、システムエンジニアとしての重要なスキルの一つである。 特集『基礎から理解するデータベースのしくみ』では、リレーショナルデータベースの内部動作について、基的な部分を分かりやすく解説している。SQLプログラミングに役立つことはもちろん、SQLチューニングやデータベース設計のための基礎知識としても不可欠だ。 イントロダクション ブラックボックスのままでいいの? Part 1:SQL文はどのように実行されるのか SQL実行までの

    データベースの内部動作を知る
  • Java開発を変える最新の設計思想「Dependency Injection(DI)」とは:ITpro

    「DIする」,「インジェクション(注入)する」──新しい技術に敏感なソフトウエア開発者たちの間で使われている言葉である。DIとは,「軽量コンテナ」を実現する新しい設計思想Dependency Injection(依存性注入)の略称である。同じ概念をIoC(Inversion of Control,制御の反転)と呼ぶ場合もある(詳細は後述)。「DIする」と言えば開発者の間では通用するぐらいに,この設計思想は注目されているのだ。 DIが注目される理由は簡単だ。ソフトウエア開発者の開発サイクルを大幅に改善するからだ。筆者が司会を担当した「軽量コンテナ」に関するパネル・ディスカッション(注1)では,DIを適用した軽量コンテナ「Spring Framework」のおかげで「睡眠時間が確保できるようになりました」と複数のパネリストが真顔でコメントしたほどである。DIは,それだけ有効な技術なのだ。 注1

    Java開発を変える最新の設計思想「Dependency Injection(DI)」とは:ITpro
  • NEC、農業ICTやスマートグリッドなどM2Mサービスの開発プラットフォームを発表

    NECは2011年5月24日、機器同士が相互に通信するM2M(machine to machine)サービスを提供するためのソリューション「M2Mサービスプラットフォーム」を発表した。企業はこのソリューションを利用することで、工作機械の遠隔管理や家庭の電力制御、テレマティクスといったM2Mのサービスを、効率的に開発して自社の顧客に提供できるようになる。NECはM2Mサービスプラットフォームを2011年6月までに商用化する予定である。 M2Mサービスプラットフォームの核になるのは、機器側のセンサーモジュールからデータを収集し正規化して、企業のアプリケーションに受け渡したりデータベースに蓄積したりするためのミドルウエア群だ。企業アプリケーションからの処理要求をもとに機器を制御することも可能である。センサーモジュールの種類によってデータ構造が異なっていても吸収できるようにしている。このほか機器認

    NEC、農業ICTやスマートグリッドなどM2Mサービスの開発プラットフォームを発表
  • M2M

    M2Mとは,機械と機械がIPネットワークを介して相互に通信し合う通信形態を指す言葉である。ここで言う「機械」とはパソコンやサーバーといったコンピュータだけでなく,工場の工作機械,自動販売機,監視カメラ,ビルの空調管理システム,POSレジなど広い分野の機器を指している。 こうした機器が通信機能を備えることは,特に目新しいことではない。コンビニのPOSレジが売り上げデータを部に送っているし,街頭にもPHSや携帯電話モジュールを内蔵した自動販売機がある。 だが,こうした機器が持つ通信機能は,これまで主に機械と機械の間を1対1で結ぶ回線を利用していた。例えば,同じコンビニ店内でもPOSレジと電子マネー読み取り装置は別々の回線につながっている。つながる先も,コンビニ部や電子マネーの運営会社と別々である(図1)。利用回線はISDNなどが主流のため,帯域が細く,通信料金も割高である。 M2Mでは,こ

    M2M
  • 「5年後、言葉の壁は消える」、グーグルが検索技術への取り組みを披露

    グーグルは2010年6月8日、「検索の科学」と題したイベントを開催した。エンジニアリングリサーチ担当の上級副社長アラン・ユースタス氏をはじめ、検索の技術研究や製品開発を担当するエンジニアが登壇。現在までの検索技術の進化と、今後のビジョンを語った。 「かつて、Web検索で得た情報の中身は、古いのが当たり前だった。今では1分前に更新された情報ですら、検索できるようになった」。ユースタス上級副社長は、Web検索技術の進化の一端を、こう説明する(写真1)。 リアルタイム検索に加えて、グーグルがここ数年かけて取り組んできたテーマが、個人ごとに最適な検索を可能にする「パーソナライズド検索」、音声による検索や動画検索などだ。「検索は来、とてもパーソナルなものだ。同じ『膝』という単語でも、医者の場合と患者の女性の場合とでは、求める結果の種類もレベルも違う。医者などに向けて学術論文検索を提供しているのは

    「5年後、言葉の壁は消える」、グーグルが検索技術への取り組みを披露
  • 日本のIT産業が“脱皮”できないであろう三つの理由

    経済不況が長引くなか、IT産業に吹く向かい風は、いまだ弱まる気配を見せない。そうした中で、大手ITベンダーのトップが交代したり、クラウドコンピューティングに照準を合わせた新戦略を打ち出したりしている。各社が共通に口にするのが、中核事業の強化とグローバル化だ。 しかし、複数のトップ就任会見や事業戦略の報道などを見る限り、新たな一歩を踏み出すための“脱皮”すら難しいように映る。以下、筆者がそう思う理由を三つ挙げる。みなさんは、どう考えるだろうか。 理由1:大手は“ものづくり”の意識が強い 日の大手ITベンダーの多くは、コンピュータ・通信はもとより、携帯電話を含む各種端末や半導体、さらに家電なども手がける総合ベンダーだ。証券市場における業種も「電機」に分類される。 なので、大手ベンダーの立脚点が“ものづくり”にあることは否定しない。むしろ、これからの時代は、世界に通用するヒット商品を生み出せる

    日本のIT産業が“脱皮”できないであろう三つの理由
  • Java技術最前線 櫻庭祐一 連載目次 :ITpro

    今日のソフトウエア開発において,Javaは最も重要なプログラミング言語あるいは開発環境といってもいいでしょう。そこで,ITproではJavaの最新技術についての連載を掲載しています。著者はJavaプログラマ向け情報ページ「Java in the Box」で有名な櫻庭祐一氏です。

    Java技術最前線 櫻庭祐一 連載目次 :ITpro
  • 若い時にプログラムを書こう、必ず人生の豊かさにつながる

    システムインテグレータ最大手NTTデータを率いる山下社長は若い頃、汎用コンピュータ用のデータベース開発に取り組み、プログラムを自ら作っていた。その経験から山下氏は「人生のどこかで手を動かしてプログラムを作る仕事を経験した方が絶対に面白い。20代あるいは30代の前半くらいまでに真水の仕事をどれだけやったか、それがその後の人生の豊かさにつながる」と同社幹部としては異例の発言をする。(聞き手は谷島 宣之=日経コンピュータ編集長、写真は小久保松直) 2009年度、100億円近い投資を計画していると聞く。狙いは何か。 100億円のうち、40億円くらいかけようと考えているのが、「倍速開発」という案件です。これが一番大きい投資になります。我が社としてぜひともやらないといけないのは、お客様のお気の召すまま、ご希望のオーダーメード・システムを、パッケージ・ソフトを使った場合と同じスピードで作って差し上げる、

    若い時にプログラムを書こう、必ず人生の豊かさにつながる